千葉県千葉市美浜区にて、唐木の違い棚、掛軸、お茶道具、五十鈴焼杉図茶碗 竹内栖鳳画 大神宮御水碗形「銘神路山」裏千家13代家元円能斎書付箱をお売りいただきました。

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千葉県千葉市美浜区にて、唐木の違い棚、掛け軸、お茶道具、五十鈴焼杉図茶碗 竹内栖鳳画 大神宮御水碗形「銘神路山」裏千家13代家元円能斎書付箱をお譲りいただきました。

大神宮御水碗形栖鳳画杉之図 銘神路山 今日庵 裏千家13代家元円能斎花押書付箱。竹内栖鳳(1864~1942年・帝室技芸員・第一回文化勲章)の杉の絵の水碗形茶碗があり、それを元に描かれた作品になります。この茶碗は伊勢神宮のおまつりで、神様に捧げられる御水(おんみず)を注ぐ土器を模したものです。五十鈴焼は三重の阿漕焼より派生し、1910年開窯。代表的な陶工として、常滑より招聘された森下杢二がいる。茶碗には、杢二の印あり。こちらは大正7年、祇園新地甲部歌舞練場の第50回都踊(みやこおどり)の記念として「五十鈴の調(いすずのしらべ)」を開催され、その記念品として作られた品です。

六角堂では、茶碗、水差 、棗、茶入、香合、風呂、釜、花入、茶杓、菓子皿、銀瓶、鉄瓶、 茶棚、炉縁などのお茶道具を強化買取りしております。裏千家、表千家、武者小路千家、裏千家久田家、表千家堀内家、藪内家、遠州流、宗偏流、松尾流、江戸千家、大日本茶道学会などのお道具、作家物からお稽古用まで、お茶道具に関して幅広く取り扱っております。お茶道具の専門スタッフか、お見積もりに伺います。ご不要になりましたお茶道具がございましたら、六角堂までお問い合わせください。六角堂は、東京都内はもちろん、関東一円出張見積無料、鑑定無料です。是非ご利用ください。

圓能斎(えんのうさい)鉄中宗室 1872~1924 
円能斎は明治29年まで6年にわたって東京に居を移して協力者を求め、京都に戻ってからも教本の出版や機関誌 「今日庵月報」などの発行を通して一般への茶道普及に尽力しました。また女学校教育の中に茶道を取り入れ、かつ教授方針の一致をはかる講習会を催すなど裏千家茶道の組織化にも力を注ぎました。その他、三友式の創始や、流し点や大円点の復興などの功績がある。

竹内栖鳳(たけうちせいほう)1864~1942
元治元年11月22日(1864年12月20日)~昭和17年(1942)8月23日 78才没。
京都生まれ。
明治10年、四条派の土田英林に絵を習い始める。
明治14年、17歳の時に同派の名手 幸野楳嶺の私塾へ正式に入門する。
翌年には私塾の工芸長となり、「楳嶺四天王」(竹内栖鳳、都路華香、谷口香キョウ(山喬)、菊池芳文)の筆頭と呼ばれる。棲鳳の号を受ける。
画風は四条派を基礎としているが、狩野派の他に西洋の写実画法などを意欲的に取り入れており、革新的な画風を示すことで日本画の革新運動の一翼を担った。
フェノロサに啓発されて京都青年絵画研究会を結成。
京都画壇の総帥、京都市立絵画専門学校教授。文展審査員。
昭和12年に横山大観とともに第1回文化勲章を受章。
弟子の育成にも力を入れ、画塾「竹杖会」を主宰し、上村松園、西山翠嶂、西村五雲、土田麦僊、小野竹喬、池田遙邨らを輩出している。