月別アーカイブ: 2018年4月

千葉県市川市にて、中国玉石嵌屏風、紅木の高足卓、大振りの菊花石置物など。

 

本日は二件の出張買取。一件目は業者様のご紹介で、千葉県市川市へお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、中国玉石嵌屏風、紅木の高足卓、大振りの菊花石置物、掛け軸、日本刀(銘あり)、ブロンズオブジェなどを買い取らせていただきました。ご家族の方が、その昔中国に仕事で行かれていたようで、中国の家具や掛け軸などをいただいたようです。屏風には、色々な種類の玉石が使用されており、とても雰囲気の良い屏風となってます。中国では、玉石の人気が強く、今なお高値が付いております。紅木の高足卓は、透かし彫りがとても素晴らしいものでした。掛軸は、中国のものや日本画、書など様々でした。菊花石とは、(きっかせき)は、鑑賞石の一種で菊の花びらような模様が表れていることが特徴的な鑑賞用の石です。その美しさから「鑑賞石の最高峰」ともいわれております。古くから鑑賞石として愛石家から珍重されており、中でも岐阜県根尾谷産のものは菊花石の最高峰とも言われています。今では特別天然記念物に指定されている為、採掘ができなくなっており、より希少価値が高まっています。もちろん六角堂でも菊花石をはじめ、鑑賞石の買い取りを強化しております。鑑賞石はとても重いので、是非六角堂の出張買取をご利用ください。本日は、当社で買い取り強化中のお品をたくさんお売りいただき有難うございました。また、搬出しやすいようにとお車を移動していただいたりお気遣いくださり有難うございました。二件目は、葛飾区柴又へ伺いました。こちらでは、軍隊物のフィギュア、JBLのスピーカーなどオーディオをお売りいただきました。積み残しがでてしまいましたので、またお伺いさせていただくこととなりました。次回また、よろしくお願い致します。
今日は志木市場の開催日でしたので、帰りに寄らせていただきました。市場終了後、仕事仲間たちと赤羽へ食事へ行ってきました。「海人」さんという沖縄料理店で、久々沖縄料理をいただきました。ソーキそばにグルクンの唐揚げ、海ぶどう、ゴーヤチャンプルーなど、オリオンビールを飲んで沖縄を満喫しました。明日からも出張が続きますが、頑張ってきます!!

東京都中央区日本橋小舟町にて、長火鉢、龍文堂造(安之助花押入り)鉄瓶、備前焼の茶器。

東京都中央区日本橋小舟町にて、長火鉢、龍文堂造(安之助花押入り)鉄瓶、備前焼の茶器揃、茶壷などをお売りいただきました。

業者様のご紹介で、旧家解体前のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、長火鉢、龍文堂造(安之助花押入り)鉄瓶、備前焼の茶器揃、茶壷などをお売りいただきました。長火鉢は、縁に黒柿を使用した欅材の関東長火鉢、同じく欅材の関西長火鉢の二点。関東長火鉢とは、角火鉢の右側に引き出しのある袖机を一体化した、直方体の火鉢です。五徳上の鉄瓶、銅壺の中でのお燗。癒しと和の典型的な風情を醸し出す火鉢です。関西長火鉢とは、長方形角火鉢の四辺に10cm前後の張が付いた火鉢です。この張にお皿、湯のみ、お燗などの食器が置け、数人で軽食などがいただける、輪と団欒が楽しめる火鉢です。運び出しやすいようにと、前もって灰を抜いてくださりました。お気遣い感謝いたします。鉄瓶は、龍文堂造の二点。一点は鬼霰紋に宣徳銅の蓋。蓋裏に安之助の花押が付いております。もう一点は、道安形の鉄瓶で斑紫銅蓋が付いております。茶器揃えは備前焼のもので、煎茶碗五客、湯冷し、急須のセット。茶壷は備陶森製葛尾の銘がございます。全て共箱などの付属品はありませんでしたが、当社で買い取りを強化している煎茶道具でしたので、全て買い受けさせていただきました。他にも、欅材のちゃぶ台などをお売りいただきました。古き良き時代の家具、お道具をお売りいただき、ありがとうございました。ご家族の思い出のお品々、大切に次へと橋渡しさせていただきます。
帰りに「とんでん」さんへと寄り、天丼をいただきました。今日は久々に麺抜きの一日でした。麺も美味しいですが、やはりお米も美味しいです。炭水化物ダイエット、わたしには出来ませんね。まだまだ出張買取の日々が続きます。たくさん栄養付けてがんばります!!

東京都品川区上大崎にて、指物飾り棚、人間国宝金重陶陽の備前焼耳付花入など。

 

東京都品川区上大崎にて、指物飾り棚、人間国宝金重陶陽の備前焼耳付花入などをお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は業者様のご紹介で、所沢市へ書道具、三味線や琴などを買い取らせていただきました。書道具は端渓硯や那智黒硯の他、墨や印材、筆などをお売りいただきました。習字を教えていらっしゃったお母様のご遺品整理とのこと、大切にお母様の思い出のお品を次へと繋げさせていただきます。お忙しい中、遠くからご実家まで来ていただき有難うございました。二件目は、品川区上大崎へ遺品整理でお呼びいただきました。こちらでは、指物家具の飾り棚や小箪笥、銀製品、置物、人間国宝金重陶陽の備前焼耳付花入などを買い取らせていただきました。指物(さしもの)とは、釘などの接合道具を使わずに、木と木を組み合わせて作られた家具・建具・調度品などの総称であり、また、その技法をいいます。指物の名の由来については諸説ありますが、ホゾや継ぎ手によって材を組むことを「指す」といい、また「物指し」を用いて細工するからともいわれております。指物の技術者を指物師と呼びます。指物にはいくつかの流派とも呼べるものが存在しますが、特に京都の京指物、東京(旧・江戸)の江戸指物、大阪の大阪唐木指物が有名でございます。こちらの飾り棚もまた、釘などを使わずに、木と木を組み合わせて作られた家具、指物でございます。三味線、お琴はお稽古用でございましたが、お母様の思い出を受け継ぎたく、全て買い取らせていただきました。お売りいただいた備前焼耳付花入は、人間国宝金重陶陽のもの。金重陶陽は、備前焼の陶工として初めて重要無形文化財(人間国宝)となられた陶芸家。人気が低迷していた備前焼を再興させることに成功し「備前焼中興の祖」と称されてます。自らが優れた陶工であっただけでなく、多くの弟子を育て、次々と人間国宝を輩出したことでも知られています。こちらは、底部に掻き銘(ト印)がございます。陶陽らしい、雰囲気の良い作品です。もちろん金重陶陽は当社買取強化中の陶芸家ですので、お客様にご満足いただける査定額で買い受けさせていただきました。良い家具、お道具をお売りいただき有難うございました。
本日の昼食は、所沢市にある「麺場 壱歩」さんへ行きました。今日は九州麦味噌野菜らーめんをいただきました。甘口の味噌のスープがとても美味しかったです。明日からもたくさんのご予約をいただいておりますので、頑張っていきます!

金重陶陽(かねしげとうよう) 1896年(明治29)~1967年(昭和42)
1896年 岡山県で生まれる。
1910年 伊部尋常高等小学校卒業後、父親について陶法を学び始める。
1928年 大日本博覧会に「彩色備前孔雀置物」出品する。
「備前飛獅子置物」「彩色備前鬼瓦に鳩置物」を天皇陛下に献上する。
1942年 川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休和と「からひね会」を結成する。
1944年 日本美術及び工芸統制協会代議員に就任する。
1947年 生活用品芸術陶磁器認定委員に就任する。
1949年 備前窯芸会を結成する。
1952年 備前焼の技術で無形文化財保持者に認定を受ける。。
1955年 石黒宗麿、荒川豊蔵ら有志とともに日本工芸会の設立に参加する。
1956年 重要無形文化財「備前焼」保持者の認定を受ける。
1960年 山陽新聞文化賞、岡山県文化賞を受賞する。
1962年 日本伝統工芸展審査委員となる。
1964年 二度に渡りハワイ大学の夏期講座に講師として招聘される。
1966年 紫綬褒章を受章する。
1967年 天皇、皇后両陛下備前町行幸啓の際には御前制作を行う。
勲四等旭日小綬章を受章する。71歳で逝去。

東京都渋谷区恵比寿にて、岩谷堂箪笥の整理箪笥、洋たんすの出張買取。

東京都渋谷区恵比寿にて、岩谷堂箪笥の整理箪笥、洋たんす、茶箪笥などをお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。先日お呼びいただいた渋谷区恵比寿のお客様宅へ買い取りへ向かう途中、業者様のご紹介で豊島区駒込のお客様宅へ早急に向かうようご連絡いただきましたので、急遽恵比寿のお客様はN尾氏、O橋氏に任せてわたしは豊島区駒込へと向かいました。書家をされていた方の遺品整理とのことで、たくさんの書道具がございました。こちらでは、中国清代頃の書家の書籍や硯、印材、画仙紙、墨などたくさんの書道具を買い取らせていただきました。後日、画像を載せさせていただきます。駒込の出張買取を終え、急遽渋谷区恵比寿へとわたしも合流しました。こちらでは、岩谷堂箪笥、水屋箪笥などの家具の他、リサイクル品などトラック満載分買い取らせていただきました。この後に、処分業者さんが入るとのことでしたので、リサイクルできるものはなるべく減らすよう頑張らせていただきました。後日、登録申請中の刀剣の買い取りでお呼びいただくこととなりました。またお呼びいただけるのを楽しみにお待ちしております。二度にわたり、六角堂をご指名くださり有難うございました。今日のように即日のご依頼の場合でもタイミングが合えばすぐに向かうことも出来ますので、お急ぎの方もまずは六角堂までご連絡ください。なるべくご希望に添えるよう、頑張ります。
今日も倉庫へ戻る途中に、埼玉県戸田市にある「らあめん花月嵐」へと寄りました。本日は嵐げんこつらあめん味噌と豚めしをいただきました。こちらはいつ来ても美味しいですね。明日からも予定がたくさん入っておりますが、頑張らせていただきます。

岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)は永い年月を経て多くの職人たちの手によって研究・開発されてきました。江戸時代後期の岩谷堂箪笥を現在の岩谷堂箪笥のデザインと比較すると質素な印象を受けます。岩谷堂の種類は、三尺、三.五尺の整理たんすを基本としていますが現在では、洋服・衣裳・整理タンスの三点セット、茶箪笥、書棚、小箪笥、座卓など多くの箪笥が生産されております。珍しいたんすとしては、階段にも利用されたという上面が段々になった階段箪笥、船に積み込んで金庫の代わりを果たしたという頑丈な舟箪笥、火事などの非常時に移動しやすいように車がついている車箪笥などその種類は多く、見るだけでも興味のそそられるタンスがあります。モダンなデザインの家具が多くなった今、200年の伝統を誇る岩谷堂の持つ温もりと存在感は、とても魅力的です。岩谷堂をお売りの際は、和家具・骨董品の専門店「六角堂」をご指名ください!

東京都八王子市で、芹澤保親の因久山焼 ぐい呑、岡本陽斎の光琳波蒔絵黒中棗。

 

東京都八王子市で、因久山焼 七代芹澤保親のぐい呑、塗師岡本陽斎の光琳波蒔絵黒中棗などのお茶道具をお売りいただきました。

本日は三件の出張買取、一件の出張見積もりで、ハードな一日でした。一件目は、ブランドリサイクルの業者様のご紹介で、埼玉県さいたま市緑区へお邪魔しました。ペルシャ絨毯8枚、竹久夢二の版画、水晶の五重塔置物、有田焼の陶板額、輪島塗香炉など、たくさんのお品を見積もらせていただきました。ご縁がございましたら、よろしくお願い致します。二件目は遠く離れて八王子市へ伺いました。こちらでは、芹澤保親の因久山焼 ぐい呑、岡本陽斎の光琳波蒔絵黒中棗の他、鉄瓶や茶碗、水指などのお茶道具、桐箪笥を買い取らせていただきました。お母様の遺品整理とのこと、お母様の大切にされていたお道具、大事に次へと繋げさせていただきます。三件目も八王子市へ、お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、中国の掛軸、書額、書道具、お着物などをお売りいただきました。昔中国でお仕事をされていたようで、出張へ行く度にいただいていたようです。工芸品が多くございましたが、人気の中国書画、全て買い受けさせていただきました。たくさんのお品をお売りいただきありがとうございました。四件目は、小平市へお伺いしました。こちらでは、お着物、古銭、記念メダルや切手などをお売りいただきました。ずいぶんと前にご予約いただき、ようやくお時間が合いお邪魔することが出来ました。ご家族の思い出のお品、大切に次へと橋渡しさせていただきます。
今日は、さいたま市から八王子市へ向かう途中に「とんから亭 川口道合店」さんへと寄りました。大好物のカツ丼をいただいたのですが、こちらのお店はカレーの食べ放題が付いており、とても満腹になりました。初めて行くお店でしたが、とても良かったです。帰りは夜となってしまいましたが、所沢市にある「優勝軒」さんへと寄りました。ここ数日の間、一日一麺が続いております。きっと明日も麺を食べるかと思います。本日もハードスケジュールを終えることが出来ましたが、明日からもたくさんのご予約をいただいておりますので、体調管理をしっかりとして頑張ります!

因久山焼(いんきゅうざんやき)
鳥取県八頭郡八頭町(旧・郡家町)にて焼かれる陶器。
歴史は非常に古く、奈良時代から窯場が開かれていたと伝えられる。名は窯元が置かれていた久能寺の山号である因久山に因み、池田藩より名を拝領した。江戸時代の明和年間に、京の陶工、六兵衛が御室焼の技術を伝えたのが草創とされる。以後は池田藩の御用窯として庇護され、発展を遂げた。寛政年間には信楽から陶工を呼び、技術を採り入れている。現在は窯元こそ一つしか残っていないが、一度も廃窯することなく、連綿と技法が受け継がれている。
因久山焼の特徴は、多彩な釉薬にある。原料の粘土は鉄分を多く含むために、素地はくすんだ赤褐色気味だが、藁灰釉、辰砂釉などを用いることにより、格調高い意匠となる。特に御室焼の流れを汲んでいるために、華道の花瓶や一輪挿しなどに名器が多い。

岡本陽斎(おかもとようさい)
昭和7年京都生まれ。棗、茶器等、茶道具を中心に製作を続けられる塗師で、工房は石川県中山町にある。

東京都北区赤羽台にて、桐箪笥、和たんす、作家物のお着物や帯。

東京都北区赤羽台にて、桐箪笥、和たんす、作家物のお着物や帯をお売りいただきました。

お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。桐箪笥や和箪笥が合わせて七竿もあるお客様で、うち三竿とお着物や帯などを30点ほど処分されたいとのことで、お呼びいただきました。お着物をとてもたくさん所有されており、仕付け糸が付いていたり未使用のものが多くございました。また、作家物のお着物や帯が多くあり、状態も良かったので、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただくことが出来ました。帝王紫とは、1万個の貝の中からわずかに1.5gしかとれない染料で、その色合いの美しさは古代ローマ、アレキサンダー大王やシーザー、クレオパトラなどに愛された高貴な色と讃えられております。もちろん、帝王紫の帯は六角堂でも強化買取りさせていただいております。良いお着物をお売りいただき有難うございました。
仕事帰りに、埼玉県志木市にある中華料理屋「五番」さんへ寄りました。仕事仲間の知人がやっているお店ですので、よく寄らせていただいております。雰囲気の良い昔ながらのお店で、宴会なども出来る広いお店です。今日は炒飯に餃子をいただきました。とても美味しかったです!出張がずっと続いてしまっており買取事例の更新が遅れてしまっておりますが、引き続き頑張らせていただきます!

東京都世田谷区駒沢にて、お着物、人間国宝中島宏の馬上盃(了庵箱)

東京都世田谷区駒沢にて、お着物、人間国宝中島宏の馬上盃(了庵箱)をお売りいただきました。

本日は、三件の出張買取、一見の出張見積もりでした。一件目は、東京都渋谷区恵比寿へ遺品整理にてお呼びいただきました。こちらでは、花梨の座卓、掛軸、ラッセンのリトグラフなどをお売りいただきました。後日、岩谷堂箪笥の整理タンス、洋たんすを買い取らせていただくこととなりました。その時には、またよろしくお願い致します。二件目は世田谷区駒沢へ、お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、結城紬や牛首紬のお着物の他、青磁の第一人者で人間国宝となられた中島宏の馬上盃(了庵箱)やお茶道具を買い取らせていただきました。中島宏は、中島ブルーと呼ばれる独創性の高い青磁を生み出し、重要無形文化財青磁の保持者に認定されております。大切にされていたお道具達、大事に次へと橋渡しさせていただきます。途中、ジュースをいただいたりお気遣いいただきありがとうございました。三件目は、業者様のご紹介で世田谷区奥沢へ見積もりへとお呼びいただきました。明日がお引越しとの事で、お着物の見積もりのみさせていただきました。後日お呼びいただけるとのこと、楽しみにしております。本日のラスト四件目は、杉並区松庵へお片付け整理でお呼びいただきました。当日のご依頼でしたが、ご近所を回っておりましたので、即日お伺いすることが出来ました。こちらでは、お着物や贈答品などを買い取りさせていただきました。お着物は、ウールのものやシミや汚れなどあるものがございましたが、全て買い受けさせていただきました。ご家族の思い出のお着物、大切に次へと繋げさせていただきます。お時間のご調整をいただき有難うございました。
昼食は、目黒区にある「中国ラーメン揚州商人 目黒本店 」へと寄りました。季節限定メニューの海老みその旨ラーメンをいただきました。海老団子に海老味噌のスープがとても美味しかったです。千葉県ではよく寄らせていただいているお店ですが、ようやく本店へと行くことが出来ました。また寄らせていただきます。
現在出張買取の予定が詰まっており、ハードスケジュールとなっておりますが、頑張りたいと思います。多忙の為、こちらの買取事例の更新も遅くなってしまっております。これから暑い季節が始まりますが、出張に買取事例の更新、共に頑張ります!

中島宏(なかじまひろし)1941年~2018
1941年 佐賀県武雄市に生まれる
1969年 弓野古窯跡に登窯を築いて独立
1977年 日本伝統工芸展で奨励賞を受賞
1984年 中国古陶磁研究所訪中団に参加。青銅器に感銘を受ける。
1990年 佐賀県重要無形文化財技術保持者に認定
1992年 日本陶芸の「今」百選フランス・パリ展に招待出品
1997年 佐賀県芸術文化功労賞を受賞
2007年 重要無形文化財青磁の保持者に認定
2018年 3月7日肺炎のため死去。76歳。

東京都国分寺市にて、桐箪笥、着物、人間国宝十代三輪休雪(休和)の萩焼花入。

東京都国分寺市にて、桐箪笥、着物、重要無形文化財十代三輪休雪(休和)の萩焼花入をお売りいただきました。

遺品整理にてお呼びいただきました。桐たんすやお着物の他、贈答品、人間国宝十代三輪休雪(休和)の萩焼花入をお売りいただきました。三輪休雪の花入の底にクッション材が貼りついた状態で保管されておりました。飾り棚で飾っていた頃に、貼られたようです。こちらで綺麗に剥がしますので、査定を減額することなくお客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。休雪作品は、市場でも人気があり、当社でも買い取りを強化しております。良いお品をお売りいただき有難うございました。
今日は一件のみの出張でしたので、早めに帰宅して家族で近所にある中華料理屋「珍来」さんへと行きました。好物の麻婆豆腐、餃子、とても美味しかったです。明日は三件の出張買取。ハードな一日になりそうですが、頑張ります!!

六角堂では山口県萩市で作られる陶器、萩焼の茶碗や湯呑などの茶器や花瓶など、萩焼の買い取りに力を入れております。三輪休雪の作品でけでなく萩焼のご売却、査定でしたらお気軽にお問い合わください!萩焼の強化買取り作家は以下となります。
三輪休雪、田原陶兵衛、坂高麗左衛門、坂倉新兵衛、宇田川抱青、坂田泥華、吉賀大眉、兼田昌尚
三輪休雪(みわ きゅうせつ)は山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の当主が代々襲名している名跡。当代は第12代。三輪窯は江戸時代に起こったと言われ由緒ある窯元。三輪窯の当主の時は休雪を名乗り、隠居後、隠居した上での号を名乗る。10代三輪休和、11代三輪壽雪は人間国宝に指定されております。

10代 三輪休雪(休和)1895(明治28)年~1981(昭和56)年
十代三輪休雪は九代三輪雪堂の次男として山口県萩市に生まれる。
本名は邦廣、号を休雪(襲名後)・休和(隠居後)といいます。
1895年 山口県萩市で生まれる。
1910年 祖父の八代三輪休雪(雪山)、父の九代三輪休雪(雪堂)に師事。
1927年 十代休雪を襲名する。
1942年 川喜田半泥子、金重陶陽、荒川豊蔵らと「からひね会」を結成する。
1955年 通産省「全日本産業工芸展」会長賞受賞。
1956年 山口県指定無形文化財保持者。第3回日本伝統工芸展初入選。
1967年 弟が十一代休雪を襲名し、自らは休和と名乗る。
1970年 紫綬褒章受章、重要無形文化財「萩焼」保持者(人間国宝)に認定。
1973年 勲四等旭日小綬章を受賞。
1981年 10月24日没。86歳。

神奈川県横浜市金沢区にて、お茶道具、篠原如雪の銘々皿、林虎男の茶碗など。

神奈川県横浜市金沢区にて、茶道具、篠原如雪の銘々皿、林虎男の茶碗、花入、掛軸などをお売りいただきました。

お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。人気漆芸家篠原如雪の銘々皿、陶芸家林虎男の黄瀬戸茶碗、黄瀬戸銅紐茶碗、志野花入、掛軸(茶掛け、日本画)などをお売りいただきました。次回、お着物を処分される際にまたお呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。ご指名いただき有難うございました。帰りに金沢区富岡東にある「和食のさと 富岡店」さんへ寄りました。期間限定の「桜海老のかき揚げ天丼セット」いただきました。好物のかき揚げにホタルイカ、とても美味しかったです。明日は東京都国分寺市へ出張買取、頑張ります!

篠原如雪(しのはらじょせつ)1919〜2007
大正8年 福岡県に生まれる
昭和8年 木彫漆作家鎌田稼堂に師事する。
昭和32年 日本伝統工芸展漆芸部で初入選する。
昭和38年 木竹部において初入選する。
昭和52年 古美術研究の為、東南アジア、ヨーロッパ各国を巡遊する。
昭和59年 作家生活50年を記念して『如雪作品集』(篠原傑 1984)を出版。
昭和61年 国際芸術文化賞を受賞する。
日本伝統工芸展連続入選、日本伝統工芸会正会員、日本伝統工芸展監査委員、伝統工芸木竹部実行委員

林虎男(はやしとらお)大正15年生。
岐阜県に生まれる。
県無形文化財指定の陶芸家林景正の三男。
愛知県春日井市のガラス工場に18年勤めたのち、作陶生活に。
日本茶華器美術工芸展などで入選。個展を中心に活動。
美濃陶芸協会会員。
土岐市泉町久尻 乙塚窯。

東京都新宿区西早稲田にて、コレクターズドール(ジュモー・ブリュ)など。

東京都新宿区西早稲田にて、コレクターズドール(JUMEAUジュモー・BRUブリュ)などをお売りいただきました。

本日は四件の出張買取。品川区~新宿区二件~文京区と、ハードな一日でした。一件目は、不動産業者様のご紹介で、品川区東五反田へお邪魔しました。お引越し前のお片付け整理で、お着物や和装小物、家具などをお売りいただきました。初めてお呼びいただく不動産屋さんでしたが、またお呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。二件目は、業者様のご紹介で、新宿区四谷へ、店舗閉鎖に伴う処分整理でお呼びいただきました。こちらでは、銀盃、食器をお売りいただきました。また機会を見てお店を再開されるとのこと、大変かとは思いますが、頑張ってください。三件目は、新宿区西早稲田へ出張買取。遺品整理でビスクドールのレプリカであるコレクターズドールやペルシャ絨毯を買い取らせていただきました。コレクターズドールは、1980年代に日本で作られたビスクドールのレプリカ。1980年代は日本でアンティーク・ドールのブームが起こった時期で、本物のジュモーやブリュ製品の場合、非常に高値が付いていてなかなか一般の方は手に入れることが出来ませんでした。そうして、こちらのようなレプリカドールが作られました。レプリカといえども非常によい顔をしており、目にはペーパーウェィト・グラスアイというガラス製が使われております。ブリュ・ジュモーとは、19世紀後半に流行したフランスの人形工房・作家の名前です。ペルシャ絨毯はクム産のシルク絨毯。玄関マットサイズでしたが、状態の良いものでしたのでお客様にご満足いただける査定額で買い受けさせていただきました。お母様の思い出のお品、大切に次へと繋げさせていただきます。有難うございました。本日の最終四件目は、文京区千石。業者様のご紹介で、お着物などのお見積りでお呼びいただきました。精一杯の査定を付けさせていただきましたので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。
一日四件の出張はやはりハードでした。昼食は夕方となってしまいましたが、文京区の巣鴨駅近くにある「ラーメン道楽」さんへと寄りました。豚ゲンコツ、背ガラ、頭などを炊き上げたスープとコシのある卵麺が特徴で、わたしはねぎ・海苔・玉子の入った道楽ラーメンをいただきました。あっさり目の豚骨スープで美味しかったです。今日は志木市場の開催日でしたので、帰りに寄らせていただきましたが、さすがに疲れておりましたので早めに帰宅しました。明日は神奈川県横浜市への出張買取、しばらく出張が続きますが頑張ります!!