東京都練馬区石神井台にて掛軸、屏風、御所人形、古伊万里、はぎれなど。

 

東京都練馬区石神井台にて掛軸、巻物、屏風、御所人形、煙草盆、古伊万里、古ガラス、アンティークはぎれなどをお売りいただきました。

先日、お蔵の整理でお呼びいただきましたお客様から再度お呼びいただき、骨董品などを買取させていただきました。買取できるお品の数が多くあり、数回に分けての買取にしていただき、本日が二度目の出張買取となりました。本日お売りいただきましたお品は、掛軸、巻物、屏風、御所人形、煙草盆、古伊万里、古ガラス、アンティークはぎれなど。江戸から昭和初期にかけてのお品が保管されていたお蔵の蔵出し。お蔵の中は暗い為、ブルーシートを敷いていただき、蔵からお品を出しては並べての査定となりました。数が多くございましたが、一点一点丁寧に査定させていただきました。掛け軸は日本画、書、仏画など多数。江戸時代のものがおおくございました。屏風は日本画、巻物は書。残念ながらしまったままの状態でしたので、全体的に虫食いがひどく進んでいる状態でございました。古ガラスは戦前のグラスなど、何点かカケがありました。古伊万里は白磁の壷や煙草盆など。お人形は江戸期の御所人形など。御所人形は、朝廷の御慶事や御出産、御結婚など、祝祭事の際に飾られてきた人形。 江戸時代に西国の大名が参勤交代で江戸に赴く途中、京都の宮廷に立ち寄り、贈り物をした際の返礼としてこの人形が贈られ、宮廷や公家、門跡寺院等の高貴な人々の間で愛された人形であります。江戸時代末期には一般にも普及しました。幼童のあどけない姿を大きな頭と横ぶとりの丸々とした裸体で表現しています。桐材を用いて胡粉(ごふん)で膚を白くみがきあげます。本品のように江戸時代には人毛を使ったりしたものもございました。こちらもしまったままの状態でしたので、残念ながら毛が抜け落ち、肌地にひび割れなどございました。アンティークはぎれは明治から昭和初期のもので、色鮮やかなものや藍染のものなどございました。こちらは捨てようとされていたもので、こちらにも査定が付き、また次へと繋げることが出来、お客様にお喜びいただきました。お蔵に長年しまったままのお品ですので全体的に状態に難有りではありましたが、全て買い取らせていただきました。ご先祖様が残された大切なお品々、大切に次へと繋げさせていただきます。まだまだ時代家具や古伊万里などの古陶磁器、古書などがお蔵に眠っております。また近日お呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。本日も帰りに美味しいお弁当をいただきました。そぼろがとっても美味しかったです。ご馳走様でした。本日も六角堂のご指名、誠に有難うございました。