千葉県松戸市にて、留袖、訪問着、帯などのお着物、金工師高橋介州作 鋳銅鶴首花瓶など。

 

千葉県松戸市にて、留袖や訪問着、振袖、付下げ、羽織、名古屋帯、袋帯、和装小物、金工作家「高橋介州(勇)」作 鋳銅鶴首花瓶などをお売りいただきました。

本日は回収業者様のご紹介で、お荷物のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらの業者様には半年ぶりくらいにお呼びいただきましたが、数年にわたってお客様をご紹介いただいております。社長様に久々お会いしましたが、相変わらずお元気そうで良かったです!今回もまた、お客様をご紹介くださり有難うございました。今回は、お着物がたくさんあるとのことでお呼びいただきました。七割近くがウールのお着物でしたが、正絹のものも数点ありウールを含め全て買い受けさせていただきました。着物の他には、金工師高橋介州作 鋳銅鶴首花瓶や贈答品などをお売りいただきました。高橋介州(1905-2004)は、石川県金沢市に生まれ、重要無形文化財(人間国宝)である海野清に師事し彫金技法を学び、帝展や新文展で活躍。戦後は活躍の場を日展にうつし、作家活動の一方で石川県工芸指導所所長や石川県立美術館の館長も勤め、さらに加賀金工作家協会の結成にも尽力し、若手作家の育成にも力を注いでいたことでも知られております。高橋介州に師事し、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった中川衛もその一人であります。
良いお品をお譲りいただき有難うございました。帰宅途中、「麺場 田所商店松戸二十世紀が丘店」さんへ寄り、九州麦味噌肉ネギらーめんをいただきました。最近、味噌らーめんのお店が増えてきており、味噌好きの私にはうれしいです。塩分の摂りすぎには気を付けていきたいと思います。

高橋介州(たかはし かいしゅう)1905年(明治38)~2004年(平成16)
石川県金沢市出身。東京美術学校卒
卒業後は海野清に師事。帝展、新文展などに出品、戦後より日展にも出品を重ねた。
1941年より石川県工芸指導所所長を務め行進の指導にも尽力、
1957年には加賀象嵌の技法により石川県指定無形文化財の認定を受ける。
作品は加賀象嵌の技法による装飾を用いた花瓶や香炉、茶道具などのほか帯留などの作品もつくられました。