千葉県市川市にて藤林徳扇の織物額、船橋市で着物、茶道具、花器など。

 

千葉県市川市にて十二代 藤林徳扇の額装織物「土佐犬」、信楽焼の特大たぬきの置物、船橋市で着物、茶道具、花器、木彫などをお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は十二代 藤林徳扇の額装された織物や信楽焼の特大たぬきの置物の出張買取。十二代藤林徳扇は生地やキャンバスに、時が経っても変色のない本金糸や本 プラチナ糸を使用し、五大宝石(ダイヤモンドやエメラルド等)をパウダー状にした上で絵の具化し、 様々な独自の特殊技法で着物の他、アート作品を制作されております。お売りいただいた作品は「土佐犬」。共シール・黄袋・色紙・タトウ箱など全ての付属品あり。一度も飾らずに大切にタトウ箱で保管されておりましたので、大変良い状態、お客様にご満足いただける査定額で買取することができました。当社査定額にお喜びいただけて良かったです。二件目はお隣、船橋市へお荷物のお片付け整理でお呼びいただきました。お売りいただいたお品は、お着物、茶道具、花器、木彫など。お着物は多少シミや汚れのあるものもございましたが、全て買い取らせていただきました。茶道具は佐藤清光の丸釜や釜釻の他、茶碗や水指などをお売りいただきました。他にも花器や熊の木彫り、雑貨などたくさんのお品をお売りいただきました。お忙しい中、六角堂をご指名くださり、誠に有難うございました。
出張帰りに、船橋市にある「麺場 田所商店 船橋店」さんへと寄りました。田所商店さんはよく食べに行きますが、船橋店は初めてです。いつもは九州麦味噌らーめんを食べますが、今日は伊勢味噌らーめんを選択。こちらは岡崎八丁味噌の流れを組んだ丸大豆が主原料の豆味噌で、やや濃口。甘口の味噌らーめんが好きですが、たまに食べる濃口もとても美味しかったです。

十二代 藤林徳扇
大正9年(西暦1920年)生まれ。 延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町にて、初代徳扇が、宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の織り匠として創業して以来、300有余年、代々名を継承。生地やキャンバスには、時が経っても変色のない本金糸や本 プラチナ糸を使用。また五大宝石をパウダー状にした上で絵の具化し、 様々な独自の特殊技法で創作。芸術界のノーベル賞と表現されるユネスコでのグリーティングアーティストとして日本人で唯一選出される。

佐藤清光
山形県出身の釜師で、清光堂工芸社の8代目として活躍した山形鋳物界の名工として知られています。人間国宝である根来実三に師事して修行を積み、卓越した技術と天性の美術的才能を生かした茶の湯釜には多くの茶人から高い評価を受け、愛用されています。
1916年 山形県で生まれる
1953年 日展で初入選する
1958年 ベルギー万国博覧会で受賞する
1964年 アメリカ万国博覧会で受賞する
1985年 第32回日本伝統工芸展で入選する
1989年 齋藤茂吉文化賞を受賞する
1992年 勲六等瑞宝章を受章する
1996年 逝去