東京都豊島区南長崎にて作家物の手刺繍黒留袖、振袖、鈴木盛久の南部砂鉄鈴。

 

東京都豊島区南長崎にて作家物の手刺繍黒留袖、振袖セット、訪問着、鈴木盛久の南部砂鉄鈴などをお売りいただきました。

不動産業者様のご紹介で、お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。いつもお客様をご紹介いただき有難うございます。本日お売りいただいたお品は、作家物の京友禅手刺繍黒留袖、振袖・帯セット、訪問着などお着物多数、14代鈴木盛久の南部砂鉄鈴、市松人形など。たくさんのお品をお売りいただきました。京友禅の黒留袖は豪華絢爛な刺繍が施されており、作家の落款がございました。サイズもあり状態も良かったので、お客様にご満足いただける査定額で買取することが出来ました。黒留袖は、礼装の中で最も格式が高い「第一礼装」と呼ばれる着物です。慶事用として用いられ、結婚式や披露宴の際には親族の既婚女性や仲人夫人が着用します。黒留袖で人気の染め加工としては、加賀友禅や京友禅などがございます。京友禅は金彩や豪華な刺繍が施されているのが特徴です。加賀友禅は色彩がやわらかい雰囲気の染めで、京友禅と大きく異なるのは染めだけで柄を表現しているという点です。お売りいただきました京友禅の黒留袖にも、豪華な刺繍に金彩が施されておりました。また、振袖のセット(振袖、袋帯、小物など)や訪問着なども併せてお売りいただきました。こちらも全て状態よく、高価査定と繋がりました。お着物の他、十四代鈴木盛久(すずきもりひさ)の南部砂鉄鈴、市松人形なども併せてお売りいただきました。本日は六角堂のご指名、たくさんのお品をご売却いただき誠に有難うございました。

十四代鈴木盛久(すずきもりひさ)
本名 貫爾。父は人間国宝十三代鈴木盛久(繁吉)
大正8年 盛岡市に生まれる
昭和17年 東京美術学校工芸科鋳造卒
昭和32年 日展出品作「火蛾の踊り」特選
昭和40年 日展審査員
昭和45年 東京芸術大学教授
昭和55年 宮内庁の委嘱による正倉院「花鳥背八角鏡」復元模造完成
昭和56年 盛岡駅コンコース「フクローの樹」デザイン監修
昭和56年 62歳で没
現在は娘の熊谷志衣子が十五代鈴木盛久として活躍しております。