東京都台東区にて、桐たんす、人気版画家川上澄生の木版画「四季の西洋骨牌(とらんぷ)」の屏風。

 

東京都台東区西浅草にて、桐箪笥、人気版画家川上澄生の木版画「四季の西洋骨牌(とらんぷ)」の屏風をお売りいただきました。

解体前のお片付け整理にてお呼びいただきました。時代桐たんすや、川上澄生の木版画「四季の西洋骨牌(とらんぷ)」を屏風装されたものなどを買い取らせていただきました。可愛いトランプの木版画をこのように屏風装されておりますと、なんとも面白いものとなりますね。素晴らしい作品をお売りくださり有難うございました。
市場へ戻る途中、埼玉県戸田市にある「らあめん花月嵐」へと寄りました。本日は嵐げんこつらあめん味噌に白菜をトッピングし、餃子と豚めしのセットをいただきました。大好物の壷ニラをたっぷりと載せていただきました。いつ来ても美味しいです。明日はクリスマスイヴですね。都内の街はなんだか賑やかでした。わたしも明日は早めに仕事を終わらせて、夜は家族でクリスマスを過ごしたいと思います。

川上澄生(かわかみすみお)明治28年-昭和47年 本名は澄雄。横浜市出身。版画家。
絵も彫りも摺りも独学で学び、童画のような筆致をベースに、長崎絵の構図や横浜絵の遠近法、英語教科書『ナショナルリーダー』の木口木版、さらに丹緑本の手彩色などが複雑に絡み合い、渾然一体となって”澄生流”と称される独創的な表現を生み出しました。代表作に見られる溢れる詩情と、画中に文字を配する構図は、若き日の棟方志功をも魅了しました。彼の『初夏』という作品で、棟方志功は版画家に転向を決めたともいわれている大変影響力のある作家です。生前に交流があった長谷川勝三郎の所蔵作品を元に栃木県に「川上澄生美術館」が設立され、今も多くの人たちに愛され続けています。
1917年 翌年にかけて北米を放浪。
1920年 日本創作版画協会展入選。
1921年 宇都宮中学の英語教師となる。
1927年 詩と版画による絵本『青髭』を出版。
1928年 日本創作版画協会会員。
1929年 恩地孝四郎らと創作版画倶楽部刊行『新東京百景』に参加。
1931年 日本版画協会結成に参加。
1942年 国画会同人。
1949年 栃木県文化功労賞受賞。
1967年 勲四等瑞宝章を受章。
1972年 逝去。