東京都大田区東雪谷にて人間国宝井上萬二の花瓶などをお譲りいただきました。

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東京都大田区東雪谷にて

人間国宝井上萬二の花瓶、錫製茶器セット

いぶし銀の急須、佐藤浄清や銀象嵌入り保寿堂鉄瓶

などのお茶道具等を買い取りさせていただきました。

井上萬二(いのうえ まんじ)

1929年 佐賀県有田市生まれ。有田焼の窯元の四男。

戦後16歳で隣家の酒井田柿右衛門窯に弟子入り、一から勉強を始めた。

さらに有田一の轆轤師先代奥川忠衛門(1975没)に就いて、磁器大物成形の

轆轤技法を修得。

1958年 佐賀県立窯業試験場の職員に就任する。

1969年 アメリカ。ペンシルバニア州立大学美術科に佐賀県より派遣され作陶を指導。

1971年 独立。

白磁を始めとする作品は轆轤成形を基本に追及、高く評価されている。

白磁に椿や牡丹などの模様を彫ってから模様の部分を緑釉で彩る、

緑と白の対比を出した花瓶や鉢「白磁緑釉彫文」を発表。

1995年 重要無形文化財「白磁」の保持者認定。