東京都文京区千駄木にて、和家具、衝立、唐銅火鉢、掛け軸、中国の書画、九谷焼人気作家 武腰潤 海老図 酒盃をお売りいただきました。

東京都文京区千駄木にて、和家具、衝立、唐銅火鉢、掛け軸、中国の書画、九谷焼人気作家 武腰潤 海老図 酒盃をお譲りいただきました。

解体前の片付け整理にてお呼びいただきました。お爺様が掛け軸や置物を集めていらっしゃったようで、多くのお道具をお譲りいただきました。大事にされていたお品とのこと、大事に次へと橋渡しさせていただきます。幼稚園に通っていらっしゃるお孫さんはじめ、ご家族の皆さんで階段の下まで降ろしていただいたり親切にしていただき有難うございました。幼稚園児のAちゃん、折り紙を作ってくれて有難うございます♪♪出張の帰りに、文京区千石にあるかごの屋さんへ寄りました。春のにぎり寿司と小さな麺セットをいただきました。外はもう桜が満開、春を満喫しました!

九谷焼は石川県 金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産される色絵の磁器の総称。
江戸時代初期の1655(明暦元)年ごろ、九谷村(現在の石川県加賀市)で、良質の陶石が発見されたのをきっかけに、大聖寺藩/初代藩主・前田利治が藩の殖産政策として同じ磁器の産地 有田に技能を習得させるべく後藤才次郎を現地に送って勉強させ、技能を取得した才次郎が帰藩し、九谷焼の生産を始めたのですが約50年後原因不明のまま突然廃窯となってしまった。その後19世紀に入って吉田屋が再興し九谷焼が復活しました。

六角堂では浅蔵五十吉の作品をはじめ、九谷焼の人気作家作品を探しております!

徳田八十吉・青木木米・武腰潤・仲田錦玉・三ツ井為吉・吉田美統・中田一於・北村隆…      

作家のないお品も多数扱っておりますので、ご処分される前に、一度お問い合わせください。
たくさんの御見積お待ちしております。

武腰潤(たけごしじゅん)1948(昭和23)年生
九谷焼彩色金欄手の祖 九谷庄三(1816~1883)の高弟 初代武腰善平(1843~1907)の子初代武腰泰山(1878~1946)を祖父とし、三代泰山(1919~1984)の長男として昭和23年2月11日石川県寺井町に生まれる。1970年に金沢美術工芸大学日本画科卒業 芸術学士。その後石川県へ2年問奉職の後、作陶の道に入る。1974年の日展初出品を機に、成形技法にタタラ作りを主に用い色絵磁器の製作に専念する。1987年に伝統九谷焼工芸展に於て優秀賞を受賞し、1991年に大賞、1996年に再度大賞、1997年20周年記念大賞、1998年に再々度大賞を受賞し、1999年石川県指定無形文化財九谷焼技術保存会々員となる。受賞作品は全て石川県美術館に収蔵される。

1970(昭和45)年、金沢美術工芸大学日本画科を卒業しました。
1974(昭和49)年、日展評議員に就任しました。北出不二雄に師事しました。
1978(昭和53)年、日本新工芸家連盟に参加しました。
1981(昭和56)年、日本新工芸展で新工芸賞を受賞しました。
1982(昭和57)年、現代美術展で最高賞を受賞しました。
1984(昭和59)年、日本新工芸家連盟会員となりました。
1985(昭和60)年、石川県美術作家選抜展委嘱となりました。
1986(昭和61)年、明日を開く日本新工芸展で箱根彫刻の森美術館賞を受賞しました。現代美術出品委嘱作家、日展会友に推挙されました、
1987(昭和62)年、日本新工芸展審査員に就任しました。伝統九谷焼工芸展で優秀賞を受賞しました。
1988(昭和63)年、新工芸オーストラリア選抜展の出品作品が外務省に買い上げられました。明日を開く日本新工芸展で大賞を受賞しました。
1991(平成3)年、日展で特選を受賞しました。
伝統九谷焼工芸展で大賞を受賞しました。
1994(平成6)年、日展で特選を受賞しました。
1996(平成8)年、伝統九谷焼工芸展で大賞を受賞しました。日展委嘱となりました。
1997(平成9)年、伝統九谷焼工芸展で20周年記念大賞を受賞しました。
1998(平成10)年、3代徳田八十吉に師事しました。
1999(平成11)年、NHK主催の日本の工芸(今)百選展に選抜されました。石川県指定無形文化財に認定されました。
2001(平成13)年、日本工芸会正会員となりました。
作品がメトロポリタン美術館、エール大学美術館に収蔵されました。
2002(平成14)年、日本伝統工芸展で朝日新聞社賞を受賞しました。
2004(平成16)年、日本伝統工芸展で奨励賞を受賞しました。
2006(平成18)年、日本陶磁協会賞を受賞しました。
2007(平成19)年、日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
2009(平成21)年、石川テレビ賞を受賞しました。
2011(平成23)年、日本伝統工芸陶芸部会展審査員に就任しました。
2012(平成24)年、第1回室生犀星文学賞 正賞作品制作 以後5年制作
ボストン美術館収蔵作品「雀の小匣」
2013(平成25)年、高等学校芸術科美術教科書「工芸Ⅰ」指導書掲載作品「笹の絵方皿」「工芸からKOGEIへ」出品(東京国立近代美術館工芸館)
2014(平成26)年、石川県文化功労賞を受賞しました。ウォルターズ美術館収蔵作品「山蝉の風景四稜の壺」他9点収蔵。
2016(平成28)年、石川県九谷焼美術館館長に就任しました。創と造 (五都美術)へ出品。