埼玉県さいたま市緑区にて、総桐たんす、お着物、欄間、火鉢、毛氈、人間国宝十三代今泉今右衛門の色鍋島吹墨草花文水滴をお売りいただきました。

埼玉県さいたま市緑区にて、総桐たんす、お着物、欄間、火鉢、毛氈、人間国宝十三代今泉今右衛門の色鍋島吹墨草花文水滴をお譲りいただきました。

不動産屋さんのご紹介で遺品整理にてお呼びいただきました。いつもお呼びくださり有難うございます。遺品整理のお道具たち、大事に繋いでいきます。帰路、近所で良く食べに行くラーメン雷豚 三芳店へ寄り、辛味噌ラーメンと焼き餃子をいただきました。臭いを抑えた特製のニンニク唐辛子と、辛みそ専用に作った焦がしラー油のダブル辛味に、旨味挽き肉ミンチを加えて完成させたこの店一番人気のラーメンです!
麺は専用ブレンド粉の「傾奇者」と群馬県産の地粉「きぬの波」を独自に配合した麺を使用してます!辛さは10段階から選ぶことが出来、わたしは4の大辛にしました。トッピングも豊富で、ネギをたくさんいただきました。辛味噌の辛さ、ネギの辛さがたまらなく癖になります!癖になってます!!

六角堂では「今泉今右衛門」の作品を探しております。
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十三代 今泉今右衛門(いまいずみいまえもん) 1926年(大正15)~2001年(平成13) 佐賀県有田出身

13代今泉今右衛門は12代今泉今右衛門の長男として佐賀県に生まれました。本名を善詔といいます。十三代は、若い頃から創作的な色鍋島の制作に取り組み、現代の角度からの色鍋島に意欲を燃やしました。昭和50年、十三代を襲名し、改めて「色鍋島今右衛門技術保存会」をつくり、重要無形文化財の総合指定を受けました。また、十三代らしい作品をと研鑽に努め、染付吹墨・薄墨吹墨の技法を確立し、その作品は伝統工芸展での優秀賞、日本陶芸展での秩父宮賜杯、毎日芸術賞、日本陶磁協会金賞を受賞するなど高い評価を得、平成元年には重要無形文化財「色絵磁器」保持者(いわゆる人間国宝)の認定を受けました。
1943(昭和18)年、佐賀県立有田工業学校を卒業しました。
1949(昭和24)年、東京美術学校(現:東京芸術大学)工芸科を卒業しました。
1958(昭和33)年、佐賀県展で最高賞を受賞しました。
1963(昭和38)年、一水会陶芸展で一水会会長賞を受賞しました。
一水会陶芸部会員に推挙されました。
1965(昭和40)年、日本伝統工芸展で日本工芸会会長賞を受賞しました。
日本工芸会正会員に推挙されました。
1972(昭和47)年、「色鍋島かるかや文鉢」が東京国立近代美術館に買い上げられました。
1974(昭和49)年、一水会陶芸展審査委員に就任しました。
1975(昭和50)年、13代今泉今右衛門を襲名しました。
1976(昭和51)年、日本陶磁協会賞を受賞しました。
父の死去で色鍋島技術保存会に対する国の重要無形文化財総合指定が解除されたのですが、
「色鍋島今右衛門技術保存会」を改組して会長となり再認定を受けました。
日本工芸会理事に推挙されました。
日本伝統工芸展の出品作品が文化庁に買い上げられました。
1979(昭和54)年、日本伝統工芸展優秀賞(NHK会長賞)、佐賀県芸術文化賞を受賞しました。
1980(昭和55)年、日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
1981(昭和56)年、日本陶芸展最優秀作品賞(秩父宮賜杯)を受賞しました。
有田陶芸協会発足に伴って会長に就任しました。
日本工芸会西部支部幹事長に就任しました。
1982(昭和57)年、佐賀県陶芸協会会長に就任しました。
日本伝統工芸展の出品作品が東京国立近代美術館に買い上げられました。
日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
1983(昭和58)年、日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
1984(昭和59)年、西日本文化賞を受賞しました。
1985(昭和60)年、日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
1986(昭和61)年、紫綬褒章を受章、佐賀県政功労賞、佐賀新聞文化賞を受賞しました。
1987(昭和62)年、日本工芸会常任理事に推挙されました。
日本伝統工芸展鑑査委員に就任しました。
1988(昭和63)年、毎日芸術賞、第一回MOA岡田茂吉賞を受賞しました。
1989(平成元)年、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定されました。
日本陶磁協会金賞を受賞しました。
1991(平成3)年、佐賀県庁県民ホールの陶壁を制作しました。
1992(平成4)年、国際陶芸アカデミー(IAC)の名誉会員に推挙されました。
1993(平成5)年、佐賀県立有田窯業大学校長に就任しました。
1995(平成7)年、国際文化交流に対し、外務大臣より表彰されました。
1998(平成10)年、グッドデザイン賞審議委員に就任しました。
1999(平成11)年、勲四等旭日小綬章を受章しました。
2000(平成12)年、日本工芸会副理事長に就任しました。
伝統的な色鍋島の装飾技法に加え、
「吹墨」、「薄墨」、「吹重ね」という独創的な作風を創出しました。
13代が日本陶芸界に与えた技術的功績は計り知れず、
端正で流麗な造形、安定した色調、精緻な文様の斬新さには驚嘆すべきものがあります。