栃木県宇都宮市にて坂本好一、相澤弘邦の版画、佐伯守美、山口幹彦など陶器。

 

栃木県宇都宮市にて坂本好一の銅版画、相澤弘邦の木版画、佐伯守美、山口幹彦など陶器を多数お売りいただきました。

質屋さんのご紹介で先月お見積りへお伺いしたお客様宅へ、出張買取させていただきました。たくさんの陶器や絵画をご処分されたいとご連絡いただき、先月お見積りへお伺いさせていただきました。ご検討いただき、当社にお売りいただけるとのこと、本日出張買取させていただきました。お売りいただいたお品は坂本好一、相澤弘邦の版画多数、佐伯守美のひび化粧葡萄文ぐい吞、山口幹彦の染付山水香炉、益子焼や備前焼など花器、茶器、皿、置物などたくさんの陶器。絵画は銅版画、木版画など、たくさんの版画がありました。坂本好一、相澤弘邦、いずれも同じ栃木県の画家さんです。風景画が多くございました。陶器は佐伯守美、山口幹彦の他、栃木県の焼き物である益子焼が多くございました。作家物、作家のないもの、共箱のあるもの、箱のないものなどございましたが、全て買い取らせていただきました。ご家族の大切にされていた絵画、陶器、大切に次へと橋渡しさせていただきます。二度にわたり、六角堂をご指名いただき有難うございました。帰りにシュークリームをいただきました。とても美味しかったです。ご馳走様でした。
最後の画像は昨日宇都宮駅近くにある「鶏そば HIBARI」さんで食べた鶏そば、パクチーメンマ。こちらは前回の見積りの時にも寄らせていただきました。濃厚スープがとても美味しいです。帰りには「宇都宮餃子 来らっせ」さんへ寄りました。こちらは宇都宮で人気の餃子店の餃子が日替わりで食べることが出来ます。一皿で5店舗の餃子、二皿10店舗分の餃子をいただきました。どれも美味しかったですが、個人的には高橋餃子さんの餃子が一番おいしく感じました。日替わりですので、また寄りたいと思います。

坂本好一(さかもとこういち)
栃木県生まれ。
1953(昭和28)年頃より日本画を学ぶ。
1955(昭和30)年頃には独学で版画を始める。
1957(昭和32)年に新制作協会展に日本画を出品。
1960(昭和35)年に日本版画協会展に初出品。
1966(昭和41)年以降、春陽会展と日本版画協会展に銅版画を出品。主な活動の場とする。
1967(昭和42)年に初の個展を開催。鳥、鳩、殻、民家集落などのシリーズを発表し、孤独感漂うひとの棲家に独自の情感を盛り込んでいる。

相澤弘邦(あいざわひろくに)
1946年 栃木県大田原市生まれ
1990年 板院展新人賞
1992年 JCAA日中美術家協会理事・板画院々友推薦
1993年 板院展院友賞
1944年 板画院同人推挙
1994年 初個展
1997年 栃木県美術作家連盟会員
1998年 八星会々員
1999年 板院展審査員・日本作家協会々員
2000年 朝日新聞「歌壇」欄の挿絵版画担当

佐伯守美(さえきもりよし)
1949年 彫刻家佐伯留守夫の長男として生まれる
1975年 東京藝術大学院修了。「掻落し芙蓉文大皿」芸大資料館買上げ
1978年 栃木県芸術祭工芸部門芸術祭賞受賞
1987年 東京藝術大学非常勤講師となる(~2001年)
1988年 第28回伝統工芸新作展奨励賞受賞、国際陶芸展優秀賞受賞
1989年 栃木県文化奨励賞受賞
1990年 マロニエ文化賞受賞
1991年 第31回伝統工芸新作展「練込象嵌樹林文扁壺」東京都教育委員会賞受賞
2001年 文星芸術大学非常勤講師となる
2002年 「象嵌釉彩樹林文扁壺」宮内庁買上、第4回益子陶芸展審査員特別賞受賞
2004年 大滝村北海道陶芸展金賞受賞。第66回 一水会陶芸展 一水会賞受賞
2013年 現代工芸アートフェアに参加。高輪会にて個展。
2017年 日本橋三越本店で「象嵌・彩泥 佐伯守美の世界展」を開催

山口幹彦(やまぐちみきひこ)
1980年 九州山口陶磁展入選、以後入選。佐賀県展入選、以後連入
1981年 西日本陶芸美術展入選入賞 以後入選入賞
1982年 山幹窯 開窯
1983年 日本伝統工芸展入選、以後入選
1995年 通商大臣指定 伊万里有田焼伝統工芸士認定
2002年 日本工芸会正会員認定
2004年 ドイツ マイセン陶芸展出品
2009年 九州国立博物館出品
2016年 有田国際陶磁展入選、以後入選