東京都杉並区桃井にて三味線、琴、着物、世田谷区上馬にて高沢圭一の油彩画。

      

東京都杉並区桃井にて三味線、琴、お着物、世田谷区上馬にて高沢圭一の油彩画、能面をお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は東京都杉並区桃井へ和楽器、お着物の出張買取でお呼びいただきました。お売りいただいたお品は綾杉彫り、金細の三味線、お稽古用の三味線、くり甲、子持ち綾杉彫り、玉縁包みの演奏用琴、お稽古用の琴、お着物など。お着物はシミ汚れの出てしまっているものもございましたが、全て買い取らせていただきました。和楽器はお稽古用のものもございましたが、買取強化中のお品ですので全て買い取らせていただきました。ご親戚の大切にされていたお品、大切に次へと橋渡しさせていただきます。遠方よりお越しいただき、誠に有難うございました。二件目は不動産業者様のご紹介でお荷物のお片付け整理でお呼びいただきました。お売りいただいたお品は、高沢圭一の油彩画「亜子(娘)の肖像」、能面など。高沢圭一の描く美人画は、女性の淑やかさと艶かしさを表現し、まるで命を吹き込まれたかのようであります。美人画で有名となった高沢は、個展を開催する傍ら、戦後は「週刊小説」、「週刊朝日」、「婦人公論」など、様々な雑誌の表紙絵も手がけております。お売りいただいた作品もまた娘を描かれた美人画。1963年に描かれた15号の作品。所々にひび割れが出てしまっておりますが、強化買取り中の作家作品ですので、お客様にご満足いただける査定額で買取することが出来ました。当社査定額にお喜びいただけて良かったです。本日は六角堂のご指名、誠に有難うございました。
お昼に西荻窪駅の側にある沖縄料理屋「星の浜食堂」さんでソーキそば、グルクンの唐揚げを食べました。こちらのソーキそばのお肉はプルプルで絶品でした。沖縄料理は久々でしたがとても美味しかったです。

高沢圭一(たかさわけいいち)1914~1983年
1914年 群馬県に生まれる。
1936年 日大技術学科中退。
1937年 陸軍上海報道部に勤務する。
1939年 聖戦美術展に「突撃路」(100号)出品、朝日新聞社賞受賞。
1974年 パリのヴァンドーム画廊でパリ展「花と蝶」を開催。
1975年 「紅」でフランスのル・サロン展受賞。
1976年 婦人公論の表紙絵を担当する。(1982年まで)
1977年 第一回日本随筆家協会賞
1983年 神奈川県秦野市で逝去。