東京都府中市にて、桐たんすやガラス工芸の名工岩田糸子氏の花瓶、置物などをお売りいただきました。

 

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東京都府中市にて、桐タンスやガラス工芸の名工岩田糸子氏の花瓶、置物などをお譲りいただきました。

六角堂では、ガラス工芸作品の買取りを強化しております。岩田藤七、その長男・岩田久利、その妻・岩田糸子、孫・ガラス造形家イワタルリなどの岩田ガラスをはじめ、藤田喬平や黒木国昭などの作品をご売却の際には、是非六角堂をご指名ください。専門の鑑定士が、査定、買取をさせていただきます。また、ルネ・ラリックやバカラ、エミール・ガレ、ドーム・ナンシーなど海外のガラス工芸作品も随時買い受けさせていただきます。

岩田糸子1922年(大正11)~2008年(平成20年)                     中国大連にて出生。幼少時はロンドンにて過ごし、7歳のときに日本(東京)に帰国。岩田久利との結婚後ガラスの仕事を始めた岩田糸子は、幼少期の海外生活で身に付けた国際感覚と少女時代から養われた文化的素養を背景に、 自由な発想と女性らしいセンスで制作に取り組みました。 独自の技法を数々編み出し、斬新な花器や日常に使えるガラスの和食器、鉄と組み合わせたガラス家具など、生活を演出する作品を次々と発表しました。 中でもガラスの照明は、かつてないインテリアのひとつとして一世を風靡しました。
鮮やかな色を使い、ガラスの躍動の瞬間をとらえたダイナミックな作品は、糸子自身の生命力みなぎる人柄をも彷彿とさせます。 藤七・久利に続き、装飾壁面も多くの場所に設置され、50年を超える制作活動の後半には茶器にも挑戦しました。
国際的な交流も積極的に進め、日本のガラス工芸を世界に知らしめると同時に、その活躍はガラス工芸に留まらず、 美術界や他の分野にも及び、数多くの国際的な役職を務めました。
晩年は、倉敷芸術科学大学で教鞭をとる傍ら、80歳から始めた「飾り玉」を精力的に制作し、2008年86歳で亡くなるまで毎年個展を開催しました。

1935年より有島生馬に洋画を学ぶ。
1949年にガラス工芸作家岩田久利と結婚。
1958年より自らも硝子制作を開始し当初はランプなどを制作。
また、60年ごろより硝子による障壁画制作、65年ごろより硝子による室内家具、装飾品類など幅広く製作、
68年日本橋三越にて初個展を開催以来、毎年各地で新作を発表。
展覧会では日本ガラス工芸協会日本のガラス展、創立展、現代女流美術展、
現代ガラス造形展などに出品。
89年には89’japan shop日本経済新聞社社長賞、
94年にはアメリカにてグラス・アート・ソサエティ最高栄誉賞を受賞するなど国内外を通じて活躍。

主な作品収蔵
ニューヨーク・コーニングガラス美術館
ニューヨーク・メトロポリタン美術館
デュッセルドルフ美術館
デンバー美術館

府中市出張地域は、朝日町、押立町、片町、北山町、寿町、小柳町、是政、幸町、栄町、清水が丘、白糸台、新町、住吉町、浅間町、多磨町、天神町、東芝町、西原町、西府町、日鋼町、日新町、八幡町、晴見町、日吉町、府中町、分梅町、本宿町、本町、緑町、南町、宮西町、宮町、美好町、武蔵台、紅葉丘、矢崎町、四谷、若松町