埼玉県さいたま市桜区にて、伊藤國男のブロンズ像、馬の置物など。

埼玉県さいたま市桜区にて、伊藤國男のブロンズ像、馬の置物などをお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は東京都世田谷区宮坂にて、ヤマハ製サイレントチェロを出張買取しました。付属品も揃っており、動作確認もしていただいておりましたので、スムーズに買取させていただくことが出来ました。お客様が使用されていた思い出のお品、大切に次へと橋渡しさせていただきます。二件目は埼玉県さいたま市桜区へ、遺品整理でお呼びいただきました。お父様が馬の置物がお好きだったようで、木彫りやブロンズ像などたくさんのお品をお売りいただきました。馬はブロンズ像の中でも人気があり、中でも作家物のお品は高額査定となる場合が多くございます。本日お売りいただきました伊藤國男のブロンズ像も五万円の査定をさせていただき、お客様にお喜びいただけました。共箱はありませんでしたが、保管状態が良かったので査定を頑張ることが出来ました。他にも池田勇八の馬のブロンズがございましたが、こちらは形見として残されるとのこと、良い作品ですので大切にされてください。お父様の大切にされていたお品々、大切に次へと繋げさせていただきます。良いお品をお売りいただき有難うございました。
暑い日には辛い料理をと、帰り際に大宮駅にある蒙古タンメン中本さんへ寄りました。北極ラーメンは完食できる自信がなかったので、少し辛さを抑えて五目蒙古タンメンを注文しました。中本さんは辛さの中に旨味があり癖になります。いずれは北極にも挑戦してみようと思います。

伊藤國男(いとうくにお)1890年に岩手県生まれの彫刻家。
10人兄弟で家計を助けるためにある彫刻家の内弟子となり、その頃に馬と関ったことがきっかけで馬像を彫るようになりました。騎兵学校や御料牧場を訪ねては馬像の制作に励み、やがてその作品は天皇陛下の元にも置かれるようになりました。モデルとなった馬たちが次々と戦争で命を落とすことに心を痛め、全財産を費やして戦没馬慰霊像を制作しました。生涯の全てを馬像制作に捧げたといわれている作家でございます。