東京都練馬区西大泉にて、十四代酒井田柿右衛門の濁手牡丹文皿、お着物など

東京都練馬区西大泉にて、十四代酒井田柿右衛門の濁手牡丹文皿、お着物などをお売りいただきました。

東北地方、岐阜県、関西方面など遠距離の出張が続いており、買取事例の更新が滞ってしまいました。徐々に更新をしていきたいと思います。本日は業者様のご紹介で、東京都練馬区西大泉へ遺品整理でお呼びいただきました。お売りいただいたお品は、人間国宝である十四代酒井田柿右衛門の本人作「濁手牡丹文皿」やお着物、反物など。お着物は創業260年を誇る老舗呉服店「銀座越後屋」さんで購入された素晴らしいお着物ばかりでした。若干シミや汚れなどございましたが、全て買い受けさせていただきました。柿右衛門は久々の濁手作品でしたので、ギリギリまで頑張って査定させていただきました。「濁手(にごしで)」とは米の研ぎ汁のようにやわらかみのあるミルキーホワイトの色をした白磁素地。一般の有田焼の白磁素地は、やや青みを帯びていますが、「濁手」は青みがなく、純白。素晴らしい作品をお売りいただき有難うございました。
六角堂では酒井田柿右衛門作品の高価買取、査定・鑑定・出張買取りを致します。
ご所蔵の作品(濁手など本人作品はもちろん柿右衛門窯のお品も高額買受致します。)がございましたら、無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買い取りさせていただきます。
酒井田柿右衛門作品の正当な評価での売却をご希望の方は、是非六角堂までお問い合わせください。陶芸作品に詳しい鑑定士が査定させていただきます。
戻る途中、山田うどん食堂さんへと寄りました。今日は期間限定メニューである「香り野菜の海老天ざるそば」をいただきました。本日も暑い一日でしたので、こちらのお蕎麦はあっさりしていてとても美味しかったです。

14代 酒井田柿右衛門 さかいだかきえもん
1934年佐賀県有田町に生まれる。
1958年多摩美術大学日本画科卒業。
作陶技術を十二代、十三代柿右衛門に師事。
十四代を襲名するまで「酒井田 正」として各公募展への出品、個展等を行う。
1982年十四代柿右衛門を襲名。
2001年国指定重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定される。
2005年旭日中綬章受章
2006年有田名誉町民の称号を受ける
2007年西日本文化賞受賞
2013年6月15日逝去(享年78)