東京都葛飾区金町にて、十四代目辻常陸 染錦舞蝶牡丹文飾皿、市松人形、茶箪笥。

常陸常陸2

東京都葛飾区金町にて、十四代目辻常陸 染錦舞蝶牡丹文飾皿、市松人形、水屋箪笥をお譲りいただきました。

お引越し前のご自宅の品物整理のご依頼で伺いました。査定の準備や積み込みなどをお手伝い頂きましたおかげで、スムーズに作業を進めることが出来ました。 お心遣いとご協力に感謝致します。有難うございました!

六角堂は、東京都内はもちろん、関東一円出張見積無料、鑑定無料です。数量が多い場合、他にも美術品・骨董品などの鑑定物がある場合は全国出張可能です。 お気軽に、ご相談ください!!

14代 辻常陸 (つじ ひたち)本名は辻常喜。佐賀県で生まれた陶芸家。

1909年 佐賀県で生まれる
1930年 東京工業大学窯業科を卒業する
1947年 14代・辻常陸を襲名する
1985年 極真焼の再現に成功する
1988年 傘寿記念個展を開催する
1990年 天皇御即位の大礼に際し祝宴の儀記念の御料器の御下命を賜わる
1997年 米寿記念個展を開催する
1999年 卆寿祈念個展を開催する
2000年 イギリス王室エドワード王子夫妻へ作品を献上する
2007年 3月15日逝去

350年続く歴史的窯元・辻家に生まれ、幼い頃から家業を継ぐために様々な事を教わりました。
辻家は数々の磁器を皇室へ献上しており、御料器では我が国最初の皇室御用窯元となっています。
14代を襲名してからも皇室御用品を中心に制作する傍ら、先代が作り上げた技術極真焼の復興、再現に力を注ぎました。
極真焼とは作品を同質の陶土で作った真空状態のサヤに入れ焼成させ、焼成後にサヤを叩き割って作品を取り出すという技法で作られれます。
先代の技法を取り入れながら、龍や鳳凰をモチーフとした大胆な絵付けで独自の作風を持ち、個展を通じて辻家の作品を世の中に広めました。