埼玉県川口市にて、桐たんす、着物、本榧碁盤、碁石の買取。

埼玉県川口市にて、桐たんす、着物、本榧碁盤、碁石をお売りいただきました。

遺品整理でお呼びいただきました。お爺様が生前大切にされていた碁盤や碁石などの囲碁道具を次へと橋渡ししたいとのことでお呼びいただきました。お売りいただいた碁盤は本榧製板目厚み六寸のもの。碁石は白に本蛤36号のものでした。碁盤は、厚みや素材、木目などによって査定が変わってきます。碁盤の厚さは正寸表記となっており、表記が高くなればなるほど高価なものとなっております。素材は本榧(ほんかや)、ヒバ、桂、新榧(しんかや)などがございます。一番高価な素材は本榧となります。本榧は油分が多く、長い年月を経過しても盤のツヤが失われず、碁盤として最高の木材といわれてます。また、榧特有の甘味ある芳香はえも言えないものがあります。 木目には柾目と板目とがございます。柾目(まさめ)は木の芯を端に取ることで、木目がまっすぐに並びます。美しく打ち味に優れています。 柾目は樹齢数百年の大木からのみ取ることができます。一方、板目(いため)は木の芯が盤の中心に表れる取り方をします。柾目と比べると、ランクが少し劣ります。 碁石は黒が那智黒、白が本蛤のものでした。蛤(はまぐり)石は厚みがあるほど、その希少性から価値があがります。現在国産の蛤石は生産困難となっており、メキシコ産のものが使われたりしております。碁石には、蛤、瑪瑙(めのう)、プラスチック、ガラス製のものなどございますが、蛤、瑪瑙のものは強化買取りしております。良い囲碁道具をお売りいただき有難うございました。お爺様の大切にされていたお道具、大切に次へと繋げさせていただきます。ありがとうございました。六角堂では、碁盤、碁石、碁笥(ごけ)などの囲碁道具、将棋盤、将棋の駒、駒台などの将棋道具を探しております。ご不要のお道具がございましたら、是非六角堂までお問い合わせください。
本日は午前中のみの買取でしたので、午後は倉庫へ戻り仕分け作業をしました。倉庫へ戻る途中、「久兵衛屋」さんへ寄り、きのこほうとうをいただきました。ほうとう美味しいですね。ほうとうといえば最近山梨県への出張が入っておりません。山梨県のお客様、出張依頼お待ちしております!!