カテゴリー別アーカイブ: 着物

東京都杉並区永福にて、山下巌、伊東深水の掛軸、着物など、世田谷区代田にて、アンティーク着物。

東京都杉並区永福にて、山下巌、伊東深水、吉田松陰の掛軸、花瓶、お着物など、世田谷区代田にて、アンティーク着物をお売りいただきました。

本日は、三件の出張でした。一件目は、業者様のご紹介で、杉並区永福に伺いました。こちらでは、日本画家伊東深水の椿の図(軸装)、山下巌の日本画「出漁」(軸装)こちらは太巻で二重箱に納められておりました。伊東深水は、上村松園や鏑木清方に並ぶ美人画家。深水は、美人画のジャンルでそれほど大衆的な人気を博した画家です。残念ながら美人画ではございませんでしたが、当社で買取を強化している画家作品でしたので、お客様にご満足いただける査定額で買い受けました。掛軸の他には、お着物や深川製磁の花瓶などをお売りいただきました。良いお品をお売りいただき有難うございました。二件目は、世田谷区代田への出張買取。こちらでは、アンティーク着物やはぎれ、反物などを買い取らせていただきました。人気のちりめんのものもございました。桐箪笥は、破損などがあり残念ながら買取することが出来ませんでした。桐箪笥はリサイクルすることが出来ませんでしたが、お母様が大事にされていたお着物、大切に次へと繋げさせていただきます。三件目は、業者様のご紹介で、世田谷区北沢へお見積りに伺いました。チークのキャビネット、加茂市で作られた時代特注桐箪笥、掛け軸、万年筆などを査定させていただきました。万年筆は蒔絵作家の入ったもので、高額査定を付けさせていただきました。こちらの掛軸には、本日買い取らせていただいた山下巌のものもございました。同日に同じ作家さんのものが出てきて、驚きました。山下巌の掛軸は、先日も買い取らせていただいたばかり。今年はわたしと縁のある画家さんなのかもしれません。買い取りが成立しましたら、またよろしくお願い致します。本日も移動途中で、世田谷区上北沢の甲州街道沿いにある「長浜ラーメン」ㇸと寄りました。次の出張が控えておりましたので、本日の替え玉は一杯のみで我慢。とんこつ味噌に玉ねぎ多め、麺はバリカタ、わたしの至福の時です。また寄らせていただきます。
ただいま六角堂では日本画などの掛け軸を探しております。また、中国書画などの掛軸も探しております。ご所蔵の作品がございましたら、無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買取りさせていただきます。売却をご希望の方は、是非出張買取専門店の六角堂まで!

山下巌(やましたいわお)1898年~1977年
明治31年11月鹿児島市に生まれる。大正3年上京して川合玉堂門下の山内多聞に師事。日本画会展などに受賞を重ね、15年第1回聖徳太子奉賛美術展に「晩秋」で入選、昭和2年第8回帝展に「春」で初入選、以後帝展に入選を重ねた。7年師多聞没後は玉堂の長流画塾に入門、のち児玉希望の戊辰会に参加、9年第15回帝展に「徂秋」で入選、11年改組帝展、第2回新文展にも入選、15年紀元二千六百年奉祝日本画大展にも入選する。戦後は第1回日展の「春閑」で特選となり、以後日展に入選を続ける。また三光会を結成、定期展に出品する。昭和52年没。78歳。

伊東深水(いとうしんすい)1898年~1972年
1898年 東京深川に生まれる
1910年 結城素明の紹介を得て鏑木清方に師事
1914年 日本美術院再興記念展覧会(第1回院展)入選
1927年 深水画塾設立 第8回帝展で特選受賞
1932年 山口蓬春らと青々会結成
1939年 山川秀峰らと青衿会を結成
1948年 日本芸術院賞受賞
1950年 青衿会が児玉希望の国風会と合同し日月社となる
1958年 芸術院会員に推挙される
1970年 勲三等旭日大綬章授賞
1972年 東京で歿 従四位下賜

東京都港区三田にて、人間国宝森口華弘の付け下げ、訪問着、上布の単衣、帯など。

東京都港区三田にて、人間国宝森口華弘の付け下げ、訪問着、上布の単衣、帯などのお着物をお売りいただきました。

本日は二件の出張。一件目は、港区白金へ、黒柿の水屋箪笥、絵画の見積もりへ伺いました。外国人のお客様でしたが、日本のものがお好きなお客様で、和家具や竹久夢二の版画など日本のものを大切にしていらしてました。古き良き日本の家具、伝統工芸品などが多くございました。二件目は、お着物の出張買取で、三田へお呼びいただきました。お着物を一点一点丁寧に査定させていただくと、染織家で友禅染めの重要無形文化財保持者(人間国宝)である森口華弘さんのたたき染め付け下げがございました。森口華弘さんは蒔糊技法を用いた友禅染め作品で知られておりますはね。久々人間国宝のお着物に出会えました。残念ながら、所々にシミ汚れが付いてしまってましたが、当社の強化買取り作品でしたので、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。他にも上布の単衣、訪問着、袋帯、和装小物などまとめて買い受けました。さすが港区ですね、良い作品がたくさん眠っております。お客様の思い出のお着物、大切に次へと繋げさせていただきます。この度は当社のご指名ありがとうございました。
倉庫へと戻る途中、埼玉県戸田市にある「らあめん花月嵐」へと寄りました。本日は期間限定メニューの薬膳火鍋ラーメン天紅、豚めしをいただきました。薬膳火鍋ラーメン天紅はたくさんの香辛料が入っておりますので、滋味豊富な味わいが特徴です。刺激的な辛さが美味しく、かつ元気になれますね。こちらでは色々な期間限定メニューが出ますので、毎回楽しみにしております。

六角堂では、人間国宝の着物作家作品を探しております。
森口華弘、小宮康孝、稲垣稔次郎、千葉あやの、芹沢銈介、森口邦彦、鈴田滋人、鎌倉芳太郎、志村ふくみ、羽田登喜男、二塚長生、玉那覇有公、宮平初子、北村武資、木村雨山、久保田一竹、小川規三郎、小川善三郎、上野為二、小宮康助、児玉博、古賀フミ、佐々木苑子、清水幸太郎、城ノ口みゑ、芹沢銈介、平良敏子、田島比呂子、中村勝馬、南部芳松、深見重助、福田喜重、松原定吉、宗廣力三、森口邦彦、山田栄一、山田貢、与那嶺貞、六谷梅軒、由水十久
以上の作家作品がございましたら、六角堂をご指名ください。高額査定で買い受けます。

森口華弘(もりぐち かこう)1909年(明治42)~2008年(平成20)
滋賀県守山市出身。本名は平七郎。号は華弘。
1924年より京友禅師中川華邨に師事。四条派画家疋田芳沼に日本画を学び、1939年に独立。
蒔絵技法のひとつ梨子地と伝統の染め技法である撒糊を組み合わせた独自の技法により創作的な技術を完成させる。
1955年、第2回日本伝統工芸展に3作品を初出品しすべてが入選。
その内一点が朝日新聞社賞に選出。翌年第3会展でも文化財保護委員会会長賞を受賞する。
67年には58歳の若さで国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。
71年に紫綬褒章、80年に勲四等旭日小綬章を受章など日本を代表する友禅師として国内のみならず世界的に高い評価を得ている。
平成20年2月21日逝去。

東京都墨田区業平にて、大城カメの琉球絣、真綿結城、結城紬、紅型などの反物。

 

東京都墨田区業平にて、大城カメの琉球絣、真綿結城、結城紬、紅型などの反物をお売りいただきました。

本日は、港区六本木で中国オークションが始まるとのことで、仲間たちと見学しに行こうとしておりましたが、向かう途中にお客様からお電話いただき、急遽墨田区へ出張買取させていただきました。お伺いすると、お母様のご遺品である反物が数本ございました。生前呉服屋のお仕事をされていたようで、良い反物を残されておりました。まずは、大城カメさんの作られた草木染の琉球絣、大城カメさんは、琉球絣の第一人者です。大正3年沖縄生まれで50余年織物の道一筋、常に新しい琉球絣の制作に力を注いでこられました。草木染は福木、シブ木、テカチ等の枝や皮を煮て独特の色を出し染めます。平成5年に80歳で他界されましたが、今でも『大城カメ』の琉球絣の評価は高く探し求めるファンが多くおります。もちろん、六角堂でも買い取りを強化している作家さんです。他には、草木染藍真綿結城、結城紬、紅型手差小紋などの反物を買い受けました。数本シミ汚れが出てしまってるものもございましたが、証紙などもきちんと保管されておりましたので、お客様にご理解いただける査定額で買い取らせていただきました。お母様が大切に残された反物、きちんと次へと橋渡しさせていただきますね。良い反物をお売りいただき有難うございました。
お客様宅がスカイツリーのすぐ下にありましたので、しばらくスカイツリーを眺めて近くにある「ペッパーランチ 吾妻橋店」へ寄りました。ペッパーランチさんは15年頃前に、江戸川区の小岩にあるお店へと良く行きました。引越ししてからなかなか来る機会がなくて、久々寄らせていただきました。当時よく食べていた「ビーフペッパーライス」をいただきました。熱々の鉄板の上で、ビーフとライスとソースを掻き混ぜた時の音と匂いが食欲をそそります!特性ペーストとブラックペッパーの絶妙な味わいでとても美味しかったです。味も当時のまま、懐かしかったです。また見かけたときには寄りたいと思います。食事後、六本木へと戻り、仲間たちと合流しました。中国オークション、とっても面白かったです。中国美術はまだまだ激熱ですね。高いお品をたくさん見ることができて、仕事にやる気がに出てきました。明日からもまた頑張ります!

東京都葛飾区柴又にて、輪島塗の名工慶塚作 花舟蒔絵の文庫、置賜紬(長井紬)など。

東京都葛飾区柴又にて、輪島塗の名工慶塚作 花舟蒔絵の文庫、置賜紬(長井紬)、大島紬などのお着物をお売りいただきました。

お引越し前の片付け整理にてお呼びいただきました。引越し先でたんすが不要になるとの事ででお呼びくださりました。タンスを処分するにあたって、大切にしていたお着物も一緒に処分されるとの事で査定させていただきました。状態も良く、良いお着物が多かったので、一点一点丁寧に査定させていただきました。画像の長井紬とは、伝統的工芸品 経済産業大臣指定「置賜紬(おいたまつむぎ)」の一つ。置賜紬とは、山形県の置賜地方(米沢、長井、白鷹)で生産される織物。江戸時代に上杉鷹山が奨励したことにより発展しました。米沢市の「米沢紬」、長井市の「長井紬」、白鷹町の「白鷹紬」の総称です。長井紬は、長井市の「横沢忠兵衛」が藩名によって越後(新潟県)から縮織の技を迎え広めました。ふわりとしたやわらかさを持ち合わせているにも関わらず、見た目はきりっと艶やかな紋様が長井紬が人気を誇る理由のひとつ。また、米琉絣(よねりゅうかすり)ともよばれる琉球産の織物に似た鮮やかな絣柄も特徴であります。他にも、大島紬や結城紬、帯、和装小物など、まとめて買い取らせていただきました。また、着物の他にも贈答品や輪島塗の名工 慶塚作 花舟蒔絵の文庫なども買い受けさせていただきました。良いお着物、お道具をお譲りいただき有難うございました。
本日もまた、雪の影響が心配でしたので、早めに帰宅することにしました。出張買取が続いている時期は、家族で食事をすることが少ないので、今日は家族で食事をする事としました。向かった先は富士見市にあるステーキガストさん。こちらでは、ステーキやハンバーグをいただくとサラダバー、デザートにフルーツ、スープにカレーライスやパンなども付いてきます。もちろん食べ放題。大食いのわたしにはもってこいのお店です。家族でいただく食事、とっても美味しいです。

六角堂では、ただいま輪島塗をはじめ、蒔絵などの漆芸作品の買取りに力を入れています。ご自宅にお持ちの蒔絵・漆芸作品について、売却をお考えの際はお気軽にご相談ください。豊富な知識と鑑定経験をもつスタッフが、一つ一つ丁寧に最大限の正当評価をさせていただきます。衝立や座卓、書棚、飾り棚などの蒔絵家具や印籠・棗・硯箱・手箱などのほか、椀・皿・お盆・屠蘇器・重箱など日用品にも価値のあるものが多くあります。作家のないもの、作者が不明のお品でも高額となる場合がございますので、気になるお品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。蒔絵・漆芸作品に詳しいスタッフが一点一点丁寧に査定させていただきます。

東京都中野区沼袋にて、岩田久利の朱影砡空三彩大鉢、能州紬、江戸小紋、袋帯など。

 

東京都中野区沼袋にて、岩田久利の朱影砡空三彩大鉢、能州紬、江戸小紋、袋帯などのお着物をお売りいただきました。

本日は二件の出張。一件目は、業者様のご紹介で世田谷区南烏山へ佐渡箪笥、中国明代の呉須染付大皿 の見積もりへ伺いました。こちらは、数社合い見積もりとのことでしたので、精一杯の査定をさせていただきました。佐渡箪笥は、八幡箪笥のもので、前欅に中は杉材を使われたもの。吉祥文の金具がとても素晴らしいものでした。残念ながら、背板に欠品、割れなどがございました。中国明代の呉須染付大皿は、割れ跡があり個人で直されたのでしょうか、接着剤で直された跡が多くございました。状態は残念でしたが、当社で探しているお品でしたので、精一杯の査定をさせていただきました。二件目は、中野区沼袋へお引越し前のお片付け整理にてお呼びいただきました。こちらでは、人気ガラス工芸家である岩田久利の朱影砡空三彩大鉢、お着物を買い受けさせていただきました。画像の能州紬は、能登半島輪島市内にあります絲藝苑(しげいえん)という織元さんにて、一点一点手作りで織られているものになります。こちらの能州紬は雲玄螺鈿と銘打たれ、能登から望む日本海に映える雲海が 朝焼けに染まる絶妙な色味を表現されたのでしょうか、ふっくらとした真綿系の地に淡い香色のぼかし染めを施した紬となっています。江戸小紋は、伊勢型写しの角通しというもの。文様の数が数千種以上もあるといわれる表情豊かな江戸小紋。その中でも、代表的な柄行で江戸三役のひとつ、「角通し」を配したものになります。角通しは縦にも横にも筋を通すという意味を持つといわれております。白地には、丹後ちりめんが使われております。状態も良く、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。良いお道具、お着物をお売りいただき有難うございました。
帰宅時に、埼玉県新座市にあるラーメン屋さん「伏竜」さんへと寄り、カラシビラーメンをいただきました。以前寄ったときに気になっていて、今回注文させていただきました。辛さは五段階あり、わたしは三辛をいただきました。唐辛子の『カラ』と山椒の『シビ』でカラシビというようで、想像以上の辛さでした。この辛さ、癖になるかもです・・・。いずれ、五辛に挑戦したいと思います。

岩田久利(いわたひさとし)
1925年 岩田藤七の長男として東京都で生まれでる
1939年 小寺健吉画塾に学ぶ
1941年 廣川松五郎に師事、デザインを学ぶ。伊藤熹朔に師事
1942年 和田三造に師事、デッサン、図案を学ぶ。春台美術・本郷研究所に通う
1951年 東京美術学校工芸部図案科卒業
1953年 岩田工芸硝子株式会社 代表取締役社長となる
1963年 武蔵野美術大学講師、窯業協会理事
1972年 日本ガラス工芸協会創立、初代会長、日展評議員
1973年 社団法人窯業協会理事(工芸担当)
1974年 現代工芸美術家協会評議員
1976年 第8回日展文部大臣賞受賞
1979年 紺綬褒章受章
1986年 ニューヨークメトロポリタン美術館20世紀Design and Architecture部門に藤七・久利・糸子作品が永久収蔵される
1994年 1月8日逝去(68歳)
叙勲 勲四等旭日小綬賞

東京都台東区駒形にて、お茶道具一式、黒柿縁の桐火鉢、お着物、日本人形など。

東京都台東区駒形にて、お茶道具一式、黒柿縁の桐火鉢、お着物、日本人形などをお売りいただきました。

不要品のお片付け整理でお呼びいただきました。着る機会なく長年しまわれていたお着物や、昔購入したけれども倉庫に長年しまわれていたお茶道具、日本人形などを買い受けさせていただきました。お着物は古いものでしたが、しっかりとしたタンスにしまわれておりましたので、数枚シミ汚れがあるものの他は比較的保管状態が良く、全て買い受けさせていただきました。倉庫に長年しまわれていたお茶道具は、お稽古用のものですが、当社強化買取りアイテムですので、こちらも全て買い受けさせていただきました。画像の風炉釜は風炉師一ノ瀬宗辰と釜師菊池正直の合作、唐銅 切合朝鮮風炉 真形釜添になります。野々田式の電熱器も一緒にお売りいただきました。桐火鉢は小振りのもので、縁に黒柿を使用しており良いものでした。数多くのお品をお売りいただき有難うございました。
帰りに仲間の業者様よりご連絡いただき、文京区根津へと見積もりでお伺いしました。和家具などを急ぎで処分したいとの事でしたので、急遽仲間に応援依頼をして、明日三人体制で買い取りへ伺うこととなりました。昼食が夜となってしまいましたが、N尾氏と「とんでん」さんへと寄り、食事をしました。とんでんへ来ると必ず「さざんか」というセットをいただきます。お寿司におそば、天ぷらなど大好物のフルセットです。また寄りたいと思います。
六角堂では、茶碗、水差 、棗、茶入、香合、風呂、釜、花入、茶杓、菓子皿、銀瓶、鉄瓶、 茶棚、炉縁などのお茶道具を探しております。また、角谷興斎、角谷一圭、角谷莎村、金谷五良三郎、木村清五郎、菊地政光、 佐藤浄清、高橋敬典、 高木治良兵衛、長野垤志、長野烈、根来実三、根来茂昌、畠春斎など、釜師の作品を探しております。ご不要になりました作品がございましたら、当社までお問い合わせください。お茶道具に詳しい鑑定士が、お客様のお品を査定し、高価買取させていただきます。

埼玉県新座市にて、吉沢昭次 加茂総桐箪笥、和たんす、道明の帯締など。

埼玉県新座市にて、伝統工芸士吉沢昭次の加茂総桐箪笥、池之端京屋の整理たんす、道明新兵衛の帯締などをお売りいただきました。

お荷物のお片付け整理にてお呼びいただきました。当社で強化買取り中の加茂総桐箪笥と帯締めやバッグなどの和装小物を買い受けさせていただきました。少々古いタンスのため若干シミ汚れなどございましたが、人気の加茂たんすでしたので、買い受けさせていただきました。こちらは新潟県加茂市で作られている伝統工芸品加茂桐箪笥、四方丸の和箪笥というタイプのもので、当社で数多く取り扱う高級桐たんすになります。上部と下部の角の四方が丸い桐たんす「四方丸」という最高級の桐たんすになります。伝統工芸士である吉沢昭次氏の作、前飾りには、美峰刻の銘がございます。整理箪笥は、池之端京屋さんのもの。造りが良く、とってもしっかりとした素晴らしいタンスでした。池之端京屋さんは、東京都の伝統工芸品に指定されている江戸指物(えどさしもの)を取り扱っている販売店。江戸指物とは、大名お抱えの指物職人が作り、磨き上げられてきた日本の文化。仙台箪笥や京都の塗り物と違い、非常に簡素な作りは、武士の心を映しております。台東区上野に所在する、明治創業の老舗指物店です。また、当社で強化買取りしている道明新兵衛の帯締めが多数ございましたので、お客様にご満足いただける査定額にて買い取らせていただきました。当社では、着物と同時に、帯留め、帯揚げ、帯締め、草履、下駄、バッグ、巾着、かんざしなどの髪飾りなど、和装小物も買取しております。小物だから値段が付かないとあきらめてしまう前に、お着物と一緒にお売りください。和装小物でも、今回の帯締めのようにお値段の付くものがたくさんございます。駐車スペースを用意していただいたり、お気遣いくださり有難うございました。また、素晴らしいたんすやお道具などをお譲りいただき有難うございました。お客様の思い出のお品々、大切に次へと繋げさせていただきますね。倉庫へ戻る途中、新座市野火止にあるくるまやラーメンさんへと行きました。ここに来ると必ずいただく野火止店限定のゴマ味噌ネギらーめんをいただきました。風邪にはネギが効くようですので、これで治ってほしいものです。明日は台東区、文京区への出張買取、頑張ります!

加茂桐箪笥(かもきりたんす)は、新潟県加茂市で作られる最高級の桐たんす。六角堂でも探し求めている桐箪笥の一つになります。加茂市で「桐たんす」が作られるようになったのは、およそ200年以上前(天明年間)と言われており、現在では日本全国の約70%の桐たんすが加茂で作られています。桐たんすと言えば「加茂」と言われるほど、その技術と品質は全国的に高い評価を受けています。数々の逸品を生み出してきたその技は脈々と受け継がれ、その伝統と優れた品質が評価され、1976(昭和51)年、通商産業大臣から伝統的工芸品「加茂桐箪笥」の指定を受けました。木肌のぬくもり、絹に例えられる白い艶や、柾目の色合いは、家具の最高級品の名にふさわしいものです。

千葉県千葉市美浜区にて、加茂桐箪笥、訪問着、小紋、帯、和装小物など。

   

千葉県千葉市美浜区にて、加茂桐箪笥、訪問着、小紋、帯、和装小物などのお着物をお売りいただきました。

お引越し前のお片付け整理にてお呼びいただきました。本日はマンションへの出張買取でしたが、お客様に駐車スペースをご用意いただきましたので、スムーズに作業を終えることが出来ました。お気遣いいただきありがとうございます。本日お売りいただきました桐たんすは新潟県加茂市で作られている伝統工芸品加茂桐箪笥、四方丸の小袖箪笥というタイプのもので、最高級に近い桐たんすになります。一般にチェストといわれる抽斗(引き出し)だけの背の低い桐整理タンスのことを「小袖」と言います。最近の住宅事情がマンション中心になってきている事から、コンパクトなサイズで使い勝手が良いと人気があるようです。背板に割れ、多少シミなどありましたが、厚みのあるしっかりしたものでしたので、買い取らせていただきました。20年近く前に100万円前後されたとの事、四方丸で総厚、納得でございます。画像のように帯締めを収納する箇所があったりと、まさに着物のための桐たんすといったところです。お売りいただいたお着物もこのような厚みあるしっかりとした桐たんすに収納されておりましたので、シミや汚れもほとんど出ておりませんでした。未使用、正絹のものがほとんどで、数点作家物のお着物もございました。画像の帯締めは、組ひも研究家の多田牧子さんが復元されたインカ紐。多田牧子さんは、1970年日本女子大学家政学部被服学科卒業。2003年京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。組物複合材料、組機に関する研究で博士(工学)の学位を持つ。京都工芸繊維大学大学院の非常勤講師、組紐・組物学会理事。日本の組ひもを約45年、アンデスの組ひもを約35年にわたり研究制作、また平安時代の組物復元なども行っています。海外からの研修生の受け入れや、海外でのワークショップ、作品展への招待に応え、海外に向けても組ひもの魅力を伝え続けております。また、画像の紬は米沢紬。こちらも未使用で状態の良いものでした。米沢紬(よねざわつむぎ)とは、山形県の米沢盆地周辺で産出される紬織物のことをいいます。手触りは、ふんわり柔らかいのが特徴でありながら、見た目は艶やかな紋様が染め込まれていることが、大きな魅力です。琉球紬に似ているので、「米沢琉球紬」を略して米琉(よねりゅう)、長井町辺りが集散地なのに因んで長井紬ともいいいます。白鷹紬、白鷹御召とあわせて置賜紬(おきたまつむぎ)ということもございます。良い桐たんす、お着物をお売りいただき有難うございました。年明けに関西の方へお引越しになるとの事、本年末はもうしばらくお忙しくなるかと思いますが、頑張ってください。関西方面にもよく出張してますので、また何かございましたらご連絡ください!
本日二件目は東京都練馬区三原台へ桐箪笥、お着物のお見積りで伺いました。練馬区へ向かう途中、京葉道路武石インター近くの「蔵出し味噌 麺場 田所商店 本店」さんへと寄りました。蔵出し味噌 麺場 田所商店はよく寄らせていただいておりますが、五店舗以上回ってようやく本店へと寄ることが出来ました。いつもは九州麦味噌をいただきますが、本日は北海道味噌肉ネギらーめんをいただきました。九州麦味噌は甘口の味噌ですが、北海道味噌は濃い口のお味噌、ポテトフライが入っていてやはりスープがとても美味しかったです。お通しの味噌こんにゃくも美味しかったです。今後も全国各地の田所商店へ寄らせていただきたいと思います。明日は、練馬区、板橋区への出張買取、頑張ります!

東京都目黒区にて、篠田義一(師:人間国宝 近藤悠三)の山岳花瓶、金糸織の帯やお着物。

 

東京都目黒区自由が丘にて、陶工篠田義一(師:人間国宝 近藤悠三)の山岳花瓶、金糸織の帯やお着物などをお売りいただきました。

年末整理でお呼びいただきました。朝方お電話いただき、即日出張買取へ伺わせていただきました。急なお伺いでしたが、お時間調整などしていただき有難うございました。着物を大切にしまっていたけど着る機会もないので、今回の引越しを機にご処分されるとの事でした。着ることがなくなってしまいお着物を処分される方が最近多いですね。ウールのものが多かったですが、大切に保管されていたので、比較的状態も良く全て買い受けさせていただきました。他にも、篠田義一の山岳花瓶を買い取りました。陶工篠田義一は、染付の技法で人間国宝になられた近藤悠三氏のお弟子さんで、こちらもまた見事な染付の作品です。箱書きに和61年8月10日に作られた作品とあります。篠田義一の作品は、六角堂でも強化買取りしておりますので、お客様にご満足いただける査定額にて買い取らせていただきました。良いお品をお譲りいただき、有難うございました。
本日は志木市場がございましたので、いつものように終了後にみんなで食事へと行きました。今日は埼玉県志木市にある小池さんらーめんへと寄りました。連日の買取で体が疲れておりますので、スタミナラーメンに餃子をいただき、更に爆弾チャーハンを仲間と半分ずつを分け合いました。爆弾チャーハンは今日も格別に辛かったです。たっぷりと栄養を付けましたので、明日からも頑張ります!

篠田義一(しのだぎいち)
1924年(大正13年)下伊那郡川路村に生まれる
1942年(昭和17年)人間国宝 京都芸術大学名誉教授・近藤悠三の門に入る
1949年(昭和24年)日展初入選 以後昭和36年まで日展に出品
1953年(昭和28年)長野県展審査員(28歳)
1958年(昭和33年)朝日陶芸賞
1968年(昭和43年)朝日陶芸展審査委員長
1983年(昭和58年)作陶40年記念展開催(松本・東京・名古屋・青森・広島)
1985年(昭和60年)東京日本橋高島屋に於ける個展、第20回記念展開催
1991年(平成3年)松本市文化芸術功労者
1992年(平成4年)長野県文化芸術功労者
2010年(平成12年)逝去

東京都足立区千住仲町にて、龍文堂の錫製銚子や袋帯、訪問着などのお着物。

東京都足立区千住仲町にて、龍文堂の錫製銚子や袋帯、訪問着などのお着物をお売りいただきました。

お引越し前の片付け整理にてお呼びいただきました。年末のお片付け整理が始まり、忙しくなってきました。お客様にはご日程の調整などでお気遣いいただきました。また、搬出時にスペースを作っていただいたり、お気遣いいただきありがとうございました。お母様が大事にされていたというお着物や、倉庫にしまわれていた漆器や龍文堂の錫製銚子など、まとめて買い取らせていただきました。龍文堂(りゅうぶんどう)は江戸末期から昭和33年頃まで8代続いた京都の鉄瓶屋。明治から大正に掛けて、数多くの名品を作れました。鉄瓶ではとても有名ですが、このような錫製の銚子なども作られていたのですね。お着物は、蒔絵春秋貴庭文の袋帯や、訪問着などを買い取らせていただきました。本日は良いお着物、お道具をご売却いただき有難うございました。
年末整理で、お着物を処分されたいとのご依頼が増えてきております。ご自宅でずっと眠っている反物や、なかなか日の目をみない着物、をお持ちの方は着物買取に経験豊富な六角堂をお呼びください。査定のみでも結構ですので、たくさんのご依頼お待ちしております!東京都内はもちろん、関東一円出張見積無料、鑑定無料です。数量が多い場合、他にも美術品・骨董品などの鑑定物がある場合は全国出張可能です!
昼食でお客様宅の近くにある足立市場へと行きました。こちらは二か月ほど前に仕事の仲間に連れてきてもらって、是非また来たいと思っておりました。今日は前回と違うお店「かどのめし屋 海鮮食堂 足立市場店」さんへと行ってみました。わたしがいただいたのはアジフライ定食、揚げたてのホクホクでとても美味しかったです。市場食堂はどこもボリュームがあって、食べ盛りの私には嬉しいです。またお邪魔したいと思います。食事を終え、もう一件足立区のお客様宅へお着物、掛け軸の見積もりをして、帰りに河原町稲荷神社で願掛けしてまいりました。こちらの神社の神様は食物の神・商売繁盛の神・出世の神さまで千住市場の守護神のようです。わたしにも食物の神・商売繁盛の神・出世の神さまのご加護がありますように!今日は一日足立区を満喫しました。足立区いいですね!