東京都三鷹市にて、木彫りの仏像、大黒天、橋本関雪の掛軸「旭旗図」など。

   

東京都三鷹市にて、木彫りの仏像、大黒天、橋本関雪の掛軸「旭旗図」などをお売りいただきました。

遺品整理にてお呼びいただきました。本日お売りいただいたお品は、木彫りの大黒天や観音菩薩像など。作家や時代あるものではありませんでしたが、全て買い取らせていただきました。また、日本画の巨匠「橋本関雪」や池上秀畝の掛軸も併せてお売りいただきました。掛け軸は六角堂の買取強化商品、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。良いお品をお売りいただき有難うございました。
本日は午前中のみの出張買取でしたので、倉庫へ戻り午後は仕分け作業をしました。ランチは倉庫近くにある「松栄庵」さんでカツ丼定食をいただきました。とても美味しかったです。

橋本関雪(はしもとかんせつ)明治16年(1883)11月10日〜昭和20年(1945)2月26日
神戸生まれ。父は播磨明石藩の漢学者 橋本海関。
父から漢学を学び、1903年、竹内栖鳳の「竹杖会」に入門。
四条派に南画を加味した新南画を大成。
1908年、文展初入選。1913年、文展で二等賞、翌年も同じ。
1916年、1917年、特選受賞。1929年、シュバリエ・ド・レジョン・ド・ヌール勲章授与。
帝展審査員を務め、1934年、帝室技芸員。1935年、帝国美術院会員。1937年、帝国芸術院会員。
1940年、建仁寺襖絵を製作。
1945年、逝去。享年61歳。
中国古典に精通したことでも知られ、たびたび中国へ渡った。京都銀閣寺畔の白沙村荘に住み、白沙村人と別号した。