月別アーカイブ: 2018年4月

東京都目黒区上目黒にて、民国萬同順銘粉彩弥勒佛の置物、清代茶葉末釉の皿。

東京都目黒区上目黒にて、民国萬同順銘粉彩弥勒仏(布袋像)の置物、清代茶葉末釉の皿、掛け軸などをお売りいただきました。

遺品整理で、中国の骨董品や掛け軸などを処分したいとのことでお呼びいただきました。お売りいただきましたのは、民国期の萬同順銘粉彩弥勒佛(布袋様)の置物や茶葉末釉の皿、中国書画や日本画の掛軸など。粉彩(ふんさい)とはヨーロッパの七宝(銅胎七宝)の技術を陶磁器に応用したもので、琺瑯彩(ほうろうさい)、洋彩(ようさい)とも呼ばれております。弥勒佛は、笑いの佛ともいわれ、幸運・財運・健康運を招く仏様として、世界中で親しまれ、信仰されています。「弥勒」と聞くと、国宝の「弥勒菩薩半跏思惟像」を思い浮かべる方や、笑顔あふれる布袋様と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらも弥勒様のお姿の一つと言われております。はだけた衣、大きなお腹、あふれんばかりの笑顔、その姿は、執らわれのない、明るく素直な心、全てを受け入れる大きな心を表しております。底に萬同順と陶印があり、時代は民国期のものとなります。残念ながら、頭部に直しがございました。茶葉末釉の皿は、おそらく清代の頃のものと思われます。茶葉末釉らしいしっとりとした深い色合いが魅力的です。茶葉の粉末の色のように見えるため、茶葉末釉(ちゃようまつゆう)と呼ばれております。緑色と黄色が混ざった釉薬は蕎麦の実のようにも見えるため、日本では蕎麦釉(そばゆう)と呼ばれております。こちらも残念ながら、一か所縁にカケがございました。直しやカケなどございましたが、人気の中国骨董は当社で買い取りを強化していますので、お客様にご満足いただける査定額にて買い取らせていただきました。古き良き時代の美術品をお売りいただき有難うございました。
帰りの途中、いつもお世話になっているT橋氏、O橋氏と合流し、ガストさんで食事をしました。牛カルビとミックスフライ御膳にとろろをダブルでトッピング。とても美味しかったです。T橋氏ご馳走様でした!是非また市場の日に!

六角堂では、ただいま中国骨董・美術品・工芸品を積極的に買い受けしております!
中国陶磁器・書道具・煎茶道具・中国書画・古唐木家具・中国古書・中国古銭・中国切手・中国酒などございましたら、六角堂までお問い合わせください!
中国の骨董、美術品に詳しい鑑定士が見積もり査定させていただきます。

東京都江東区にて、桐たんす、岩谷堂箪笥の帳場箪笥、菊地保寿堂の和鉄急須。

 

東京都江東区有明にて、桐タンス、岩谷堂箪笥の帳場箪笥、菊地保寿堂の和鉄急須をお売りいただきました。

連日の出張買取で多忙だったため、一週間のお休みをいただき家族サービスなどをさせていただきました。その間、買取事例の更新が出来ず、大変申し訳ございませんでした。この間もたくさんの出張買取をさせていただいていたようで、ありがとうございました。倉庫にたくさんのお道具が貯まっており、ビックリしました。いずれ商品の詳細などを、こちらで更新させていただきたいと思います。
久々の出張買取は、江東区へお引越しの荷物整理でお呼びいただきました。お引越しするにあたって、和家具が邪魔となってしまったようです。お売りいただきました帳場箪笥(ちょうばたんす)は、当社で買い取りを強化している岩谷堂箪笥のもの。帳場箪笥は、商家や旅館の商いの中で使われ、最も人目につきやすい家具でもあった為、お店の看板ともいえる存在でした。帳場箪笥は、江戸時代より商売に必要な書類や印鑑、金銭などを入れておく、いわば金庫として使われておりました。人目のつく場所に置かれることが多く、他のタンスに比べると装飾にこだわった素晴らしい造りのものが多くございます。帳場箪笥は、金庫として使われていたため、からくりがあったり堅牢な造りをしているものが多くございます。このような歴史あるたんすと民芸家具の最高峰「岩谷堂箪笥」がコラボしたタンスはやはりかっこいいです。多少イタミやヤケなどございましたが、当社強化買取り商品でしたので精一杯の査定額で買い取らせていただきました。他にも菊地保寿堂の和鉄急須などをお売りいただきました。真鍮製の摘みの形が可愛らしい急須です。良い和家具にお道具など、お売りいただき有難うございました。
久々の出勤でしたので、帰宅後に仕事の仲間たちと合流し「大島屋食堂」さんへと夕食へ行きました。久々仲間たちと食べる食事は美味しかったです。みんなで色々なものをつまめるので、一層美味しくいただけました。明日は東京都目黒区へ出張買取。頑張ります!