東京都国分寺市にて、桐たんす、李朝後期瑠璃釉花文鶴首徳利瓶。

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東京都国分寺市にて、桐タンス、李朝後期瑠璃釉花文鶴首徳利瓶をお売りいただきました。

六角堂では、李朝骨董の買い取りを強化しております。
李朝・高麗時代の古陶磁器に詳しい知識を持った鑑定士がしっかりと査定し、お客様のお持ちの美術品を高額買い取りいたします。青磁、象嵌青磁、絵高麗、粉青沙器三島、白磁、青花白磁、鉄砂白磁、黒釉、瑠璃釉…。陶磁器にかぎらず仏像・勾玉・家具・書道具・着物・装飾品などの朝鮮王朝に献上された製品の数々は国内はもとより海外でも評価が高いです。李朝・高麗時代の美術品で何か分からないこと等ございましたら、六角堂までお問い合わせください。

※李朝とは李氏朝鮮の通称で、1392年に建国された朝鮮半島の統一王朝を意味します。

15世紀~16世紀、李朝前期

李朝を代表する焼き物である白磁が本格的な生産体制を確立したのがこの時期。白磁の白さは儒教精神とも通じるものがあり、宮中御器としても重宝されていました。灰青などの素地に白化粧をした粉青沙器もこの時代の主流をなしていました。その白化粧の上に象嵌や印花などの凝った装飾を施している点が特徴で、これは高麗青磁の装飾技法を発展させたものともいわれています。

17世紀~18世紀前半、李朝中期

17世紀初頭は清からの侵略もあって李朝での陶磁器生産が停止した時期があります。その後、官窯が金沙里に移され、白磁の他にも鉄絵具を使った鉄砂や、染付が広まりました。染付の中でも秋草手は特に高評価されております。

18世紀後半~19世紀、李氏後期

官窯が金沙里から分院里に移されたのが1752年。中国からコバルト顔料の輸入量が増えたこともあり、染付の生産がさらに増えています。また、紅色を使った鮮やかな辰砂も増えています。この時期は宮中御器だけでなく一般需要としての陶磁器が増えたのも特徴です。

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