埼玉県熊谷市にて、桐箪笥、お着物、琉球紅型、谷脇仁光作赤珊瑚千手観音菩薩像(黒檀厨子)など。

埼玉県熊谷市にて、桐箪笥、お着物、琉球紅型、谷脇仁光作赤珊瑚千手観音菩薩像(黒檀厨子)などをお売りいただきました。

遺品整理にてお呼びいただきました。お婆様が大事にされていた桐たんす、琉球紅型のお着物や訪問着、留袖、紬、名古屋帯、反物、和装小物など、全て買い受けさせていただきました。また、黒檀の厨子に納められた谷脇仁光作赤珊瑚千手観音菩薩像などもお売りいただきました。大事にされていた思い出のお品、大事に次へと繋げていきたいと思います。お忙しい中、当社のご指名ありがとうございました。出張帰りに、熊谷市にある「麺場 田所商店 熊谷銀座店」さんへと寄りました。こちらは、以前談合坂SAや市川市へ出張した際にも寄らせていただいたお店で、麦味噌のラーメンスープがとても美味しいお店です。今日は、九州麦味噌肉ネギらーめんをいただきました。ご当地味噌を使った味噌ラーメン、味噌好きにはたまらないです。

琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)
紅型は琉球王府、首里、浦添を中心に、婦人の礼装として、また神事に関する古式の服装として摺込みの手法で染められたのが、琉球紅型のおこりだといわれています。 その後、14~15世紀、中国や東南アジアとの海外交易により中国の印花布の技法や印度、ジャワなどの染色技法が伝わります。 やがて沖縄の気候風土と自然に育まれながら、沖縄独自の紅型が誕生しました。第2次大戦により壊滅的な打撃を受けましたが、戦後、紅型保存会の結成、沖縄びんがた伝統技術保存会の結成、昭和59年の国の「伝統的工芸品」の指定を経て、その振興が図られています。昨今では、着物や帯などの和装、日常装飾品、着尺、訪問着、振袖、帯地、他に壁掛け、風呂敷、のれん、掛軸、その他装飾品の用途も広くなり、沖縄県内外の人々から歓迎されております。

谷脇仁光
1958年 高知県生まれ
1980年 父、黄綬褒章珊瑚彫刻家谷脇利光に師事。雅号(仁光)を授かる。
1988年 珊瑚名作コンテストにおいて、観光連盟会長賞受賞。現在に至るまで数々の賞を受賞
2006年 高知県技能功労章受賞。
現在も、利光のもとで伝統工芸を継承し、数々の作品を生み出しております。

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千手観音菩薩は「観音様」と呼ばれる観音菩薩の一種。「観音」は、観察の観、人々の声である音に由来します。
つまり、観音菩薩は人々を観察して救済する仏です。千本の手は観音様が無限に手を差し伸べる様子を表します。
千手観音の正式名称は千手千眼観世音菩薩と呼びます。一本の手に一つの眼が刻まれていることに由来し、千の眼は人々をしっかりと見て導くという意味がございます。