東京都江東区清澄にて、水屋箪笥、掛け軸、お茶道具、大日本釜師長名越昌晴造亀甲鳳凰紋黄銅製円式茶托。

東京都江東区清澄にて、水屋箪笥、掛軸、茶道具、大日本釜師長名越昌晴造亀甲鳳凰紋黄銅製円式茶托をお売りいただきました。

お母様の遺品整理にて、名越昌晴の茶托などのお茶道具を買い取りました。名越昌晴は明治期に活躍した釜師で、大日本釜師長、京都・名越家の10代目として知られています。名越昌晴は釜師であった事から、茶釜や鉄瓶を中心に花器、皆具、茶托など茶道具の制作をして、数多くの作品を残されました。作域は幅広く、茶の湯を嗜む人の間では知らない人はいない程有名な釜師の一人です。六角堂では名越昌晴の作品の買い取りを行っておりますので、ご処分の際にはお気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さい。お母様の大事にされていたお道具をきちんと次へとつないでほしいというお客様の思い、六角堂できちんと責任をもって橋渡しさせていただきます。この度は当社のご指名有難うございました。

出張帰りに江東区東陽にある、「○心厨房(まごころちゅうぼう)」さんへとお邪魔しました。魚介豚骨スープと天然塩でつくる濃厚な塩ラーメン有名なお店で、ラーメンチャンピオンの石神秀幸さんもお勧めしているお店です。私は最近は待っているパクチーをトッピングしましたが、意外と合いますね。替え玉があれば、三杯はいけそうな美味しいお店でした。

釜師(かまし)とは、茶の湯に用いる釜を製作する鋳物師のことをいいます。一般に釜師と称されるようになったのは西村道冶が元禄時代に千家出入になり御釜師と書いた江戸時代中期からといわれます。現在六角堂では、釜師の作品を強化買取りしております。強化買取中の作家は、以下となります。
大西清右衛門、秦蔵六、畠春斎、 般若勘渓、石黒光南、角谷一圭、角谷興斎、角谷 興兵衛(与斎)、角谷莎村、鈴木盛久、長野垤志、長野烈、中川浄益、名越弥五郎、宮崎寒雄、高木治良兵衛、小泉仁左衛門、大國藤兵衛、佐藤清光、菊池政光、佐藤浄清、高橋敬典、吉羽興兵衛、金谷五良三郎、根来実三、根来茂昌、木村清五郎

※六角堂では、お盆期間中も休まず出張買取させていただきます。業者様のご紹介など予約が貯まってきておりますので、期間中の出張見積もりはお早目にお問い合わせください。

名越昌晴(なごし まさはる)江戸時代初期の釜師で、江戸名越家十代。名越昌晴は、名乗は「昌晴」(まさはる)、通称を「弥五郎」(やごろう)、入道名は詳でありません。名越昌晴は、旧姓を小幡仁之助といい、八代名越昌孝の門人で、九代昌芳に嗣子がないため、昌孝の長女マス子の婿となって十代を継ぎ、幕府の御釜師となります。名越昌晴は、徳川家伝来の東山御物雲龍釜を修補、嘉永五年(1852)十一月江戸城内宝蔵大火火災のあと文久二年(1862)閣老の命で名物釜六箇を修補し、その功により黄金一枚を下賜されます。名越昌晴は、八代昌孝の著した『鋳家系』を改正増補し安政六年(1859)印行します。名越昌晴は、門人に松澤浄勝、堀浄弘、山口浄雄、一ノ瀬浄芳、堀浄親などが出ています。名越昌晴は、明治四十四年(1911)八十一歳で歿します。安政三年(1856)の『安政武鑑』の「御数寄屋小細工」に「三十石御釜師すきや丁名越弥五郎」とあります。

江東区出張地域は、青海 有明 石島 海辺 永代 枝川 越中島 扇橋 大島 亀戸 北砂 木場 清澄 佐賀 猿江 塩浜 潮見 東雲 白河 新大橋 新木場 新砂 住吉 千石 千田 高橋 辰巳 中央防波堤 東陽 常盤 富岡 豊洲 東砂 平野 深川 福住 冬木 古石場 牡丹 南砂 三好 毛利 森下 門前仲町 夢の島 若洲