東京都立川市にて、釜師 菊地政光の姥口釜、花梨瘤の花台など。

本日は三件の出張買取。一件目は立川市にて、お着物などの買取りでした。以前出張買取させていただいたお客様のご紹介で、お引越し前のお片付け整理。不要となったお着物、贈答品などをお売りいただきました。二件目は、あきる野市へ向かいました。こちらでは、お着物を買い取らせていただきました。シミが多く出てしまっておりましたが、振袖など全て買い受けさせていただきました。途中雨が降ってきましたが、駐車スペースをご用意くださいましたので、雨に濡らさずに運び終えることが出来ました。三件目はまた立川市に戻り、和家具やお茶道具などを買い取らせていただきました。お茶道具はお稽古用のものでしたが、茶碗や水指、棗などがございました。釜は菊地政光の姥口釜。菊地政光は山形鉄器の釜師で、釜や鉄瓶などをたくさん作られており、当社でもよく取り扱う作家さんです。花梨の花台は、瘤の見事なものでした。本日も色々なものを買い取らせていただきましたが、お客様それぞれの思い出のお品、大切に次へと繋げさせていただきます。有難うございました。
昼食は、東京都西多摩郡檜原村にある「玄庵檜原」さんへと寄りました。二件目にお伺いしたあきる野市のお客様宅から近所にあるお店で、おいしそうなお店を探しておりましたら見つけることが出来ました。古物商好みの雰囲気の良いお店。わたしはごぼう天そばをいただきました。手打ちのおそばで、コシがありとても美味しかったです。天ぷらも揚げたてでとても良かったです。外は秋川の絶景、マイナスイオンをたっぷりいただきましたので、明日からも頑張れそうです。

菊地政光
昭和13年生まれ 日本工芸会正会員  日本伝統工芸士
奥州山形鋳物の伝統を受け継ぐとともに、常に新しい時代の感覚を取り入れ、日本伝統工芸展などに出品し、数多く受賞しております。
“みやび“な茶の湯釜の創作に、日々精進を続けています。
茶釜師:人毛国宝である高橋敬典氏の工房で修行
昭和48年独立,菊地政光工房を立ち上げる。
その後,数々の入選や受賞を重ね,平成3年には山形市技能功労賞を受賞。
平成5年に朝日新聞社賞を受賞。