東京都世田谷区奥沢にて、富岡鉄斎の書籍、弦巻で根卓花台、古銅獅子置物。

    

東京都世田谷区奥沢にて、富岡鉄斎の書籍、火鉢など、弦巻にて根卓花台、古銅獅子置物、掛け軸をお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は業者様のご紹介で世田谷区奥沢へ、解体前のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、富岡鉄斎の書籍や火鉢などを買い取らせていただきました。お父様が富岡鉄斎がお好きだったようで、たくさんの書籍がございました。富岡鉄斎(とみおかてっさい)は、明治・大正期の文人画家、儒学者。日本最後の文人といわれております。富岡鉄斎の書籍や掛け軸は当社で強化買取りしておりますので、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。他にも、染付の陶製火鉢などをお売りいただきました。わたしたちに合わせご実家までお出向きいただき有難うございました。二件目は同じく世田谷区、弦巻へ出張しました。こちらでは、根卓花台、古銅獅子置物、掛軸などを買い取らせていただきました。根卓花台は、国産天然木のものでしたが、黄楊木や紫檀、花梨など唐木製のものになると高額査定となる場合がございます。残念ながら、ひび割れなどございましたが、雰囲気の良いものでしたので買い受けさせていただきました。古銅獅子置物は大振りのものでしたが、もともとは玉獅子のもので、玉はなくされてしまったようです。こちらも大振りで良いものでしたので、買い取らせていただきました。他にも掛け軸や置物などを買い取らせていただきました。古き良き時代ものをお売りいただき有難うございました。
今日は久々「サイゼリヤ」さんへと行き、アスパラと海老のクリームスパゲティをいただきました。サイゼリヤさんは学生時代によくお世話になりましたが、今でも低価格ながら美味しいメニューがたくさんありますね。美味しかったです。

富岡鉄斎(とみおかてっさい)1837~1924
字を無倦、号を鉄斎。別号に鉄人、鉄史、鉄崖など。
1837 京都(三条通新町東)法衣商十一屋伝兵衛富岡維叙の次男として生まれる
1855 女流歌人 大田垣蓮月尼に預けられ薫陶を受ける
1861 長崎に遊学し、長崎南画派の祖門鉄翁、木下逸雲らの指導を受けた
1862 山中静逸(信天翁)と出会いをきっかけに、画業で生計を立て始めた。
1874 アイヌの風俗を題材にした代表作「旧蝦夷風俗図」を描いている
1881 兄 伝兵衛の死に伴い京都薬屋町に転居し、終の住処とする
1869 私塾立命館で教員になる
1893~1904 京都市美術学校で教員に就任し、修身を教える
1924 大晦日、持病であった胆石症が悪化。京都の自宅にて死去。享年90。