東京都葛飾区奥戸にて、桐タンス、お着物、赤松克己の油彩画。

東京都葛飾区奥戸にて、桐箪笥、着物、赤松克己の油彩画「早春のグリンデルワルト」をお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は、先日お邪魔した台東区下谷のお客様宅へ、前回積み残したお荷物の引き上げへとお邪魔しました。また次回、アンティークランプや古時計の買い取りでお呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。ご日程の調整をしていただいたり、お気遣いいただき有難うございました。二件目は葛飾区奥戸へ、お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、桐たんすやお着物の他、三越取扱伊香川県出身の洋画家「赤松克己」氏の油彩画をお売りいただきました。人気画家作品で30号と圧巻のサイズでしたので、お客様にご満足いただける査定額にて買い取らせていただきました。大事な方よりいただいたという絵画、大切に次へと橋渡しさせていただきます。素晴らしい作品をお売りいただき有難うございました。
本日の昼食は、台東区根岸にある居酒屋「卯月」さんのランチへ寄りました。わたしは画像の定食セットをいただきました。落ち着く雰囲気と美味しいお料理で、わたしもN尾氏もとても満足しました。ジンギスカンが名物のようですので、また次の機会にでもいただきます。

赤松克己(あかまつかつみ)1921年(大正10年)~現在 香川県高松市出身。
彩度の異なる色彩を巧みに使った優雅な作風で知られる赤松克己は、東京美術学校を卒業し小林萬吾に師事しました。戦前の文展で入選、戦後は行動美術協会を中心に作品を発表し、行動美術協会展行動賞を受賞、1962年同会会友に推挙されました。また、現代作家展招待出品した他、三越百貨店でコンスタントに個展を開催し、人気を誇りました。鮮明な色彩が印象的な作風は、混色によるぼかしと微妙な光の扱いによって、生き生きとした風合いを引き出しています。特に風景画においては、深く濃密な色に淡い乳白色を重ねることで、リアルでありながら、どこか幻想的な雰囲気を漂わせた独自の世界観を確立しております。