さいたま市南区にて、軍隊物、ブロンズ置物、茶道具、華道具、和光市にて、桐箪笥、琴。

   

埼玉県さいたま市南区にて、軍隊物、ブロンズ置物、お茶道具、華道具、和光市にて、桐箪笥、お琴をお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は、埼玉県さいたま市南区にて、解体前のお片付け整理でお呼びいただきました。軍隊関係の勲章、記章、エンタイヤ、戦前の古い写真、秀之銘のブロンズ鶏の置物、短冊箱に入ったお稽古用お茶道具一式、釜、池坊華道具(御玄猪)などを買い取らせていただきました。お茶道具の短冊箱(たんざくばこ)とは、倹飩蓋(けんどんぶた)で、内に三枚の棚板がある、細長い縦型の携帯用の点茶用箪笥です。 短冊箱は、地板に蓋置を仕組んだ平建水、一段目の棚に水指、二段目の棚に茶碗、三段目の棚に棗を置き、その左側の切込みに柄杓を掛けるようになっています。 短冊箱は、倹飩蓋裏に短冊を貼って、客付にあけて野点などに用いるところからこの名があり、「短冊箪笥」(たんざくだんす)ともいいます。華道具の御玄猪(おげんちょ)とは、池坊で使用する銅製の重ね薄端(うすばた)の一つで、池坊専明(1793~1864)が亥の子の祝いに用いられる丸三宝を模して花器にし、「御玄猪」の銘を付したのが最初。本日お売りいただいた御玄猪は、鉄製のものでした。古き良き時代のお品をお売りいただき有難うございました。帰りに、お庭になっていたビックレモンを私たちに採ってくださいました。初めて見るビックレモンに驚きました。完全無農薬だから子供達にあげても安心とのこと、早速いただきます。秋ヶ瀬橋から桜を眺めながら、本日の二件目、和光市へと向かいました。和光市は遺品整理でお呼びいただきました。こちらでは時代桐箪笥の他、お琴をたくさんお売りいただきました。生前、お琴の先生をされていたようで、お稽古用の他、演奏用のものもございました。画像のものは、龍舌(りゅうぜつ)に蒔絵の入ったもので、一点はくり甲、彩杉彫りの入った逸品でした。柱(じ)や爪などの付属品も併せてお売りいただきました。古いもので痛みなどございましたが、お琴などの和楽器は現在買い取りを強化しておりますので、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただきました。お母様の思い出のお道具、大切に次へと繋げさせていただきます。良いお道具をお売りいただき有難うございました。
帰りに、幸楽苑へ寄り、味噌野菜ラーメンに餃子のセットをいただきました。久々に幸楽苑へと寄りましたが、相変わらず安くて美味しかったです。明日は東京都渋谷区幡ヶ谷、文京区小石川へ二件の出張買取。頑張ります!