東京都文京区湯島にて、浜口陽三のメゾチント(銅版画)「ぶどうの房」。

 

東京都文京区湯島にて、浜口陽三のメゾチント(銅版画)「ぶどうの房」などの絵画をお売りいただきました。

お引越し前のお片付け整理でお呼びいただきました。お父様の集めていらっしゃった版画など、絵画をまとめて買い受けさせていただきました。浜口陽三のメゾチント(銅版画)「ぶどうの房」は、シミ汚れが出てしまっておりましたが、当社買取強化中の画家作品でしたので、お客様にご満足いただける査定額で買い受けせていただきました。他にも、版画や油彩などまとめて絵画をお売りいただきました。お忙しい中、当社のご指名ありがとうございました。帰りに、N尾氏と近所にある中華料理屋「珍来」さんへと寄りました。出張が続いており外食が多いので、なるべく栄養あるものを食べるよう心掛けたいと思います。明日は中野区野方へ出張買取、頑張ります。

浜口陽三(はまぐちようぞう)は、和歌山県有田郡広村(現・有田郡広川町)出身の版画家。銅版画の一種であるメゾチントを復興し、カラーメゾチント技法の開拓者となった。版画家の南桂子は浜口陽三の妻。ぶどう、さくらんぼ、くるみなどの小さな果物や貝、蝶などの小動物を多く取り上げ、空間を広く取った画面構成で逆に小さな対象物を際立たせる手法を好んで用いた。版画作品は、通常刷り上がった順にシリアル番号を付けますが、浜口は刷り上がりの良い作品の順に番号を付けておりました。
六角堂では「浜口陽三」絵画、版画作品の高価買い取り、査定・鑑定・出張買取りを致します。
ご所蔵の作品(版画、油彩画も高額買受致します。)がございましたら、
無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買取りさせていただきます。
浜口陽三作品の正当な評価での売却をご希望の方は、是非六角堂までお問い合わせください!
絵画をお見積りの際には、詳しい鑑定士が査定させていただきます。

浜口陽三(はまぐち ようぞう)1909年4月5日~2000年12月25日
1909年 和歌山県に生まれる。
1930年 東京美術学校を中退して渡仏。
1937年 最初の銅版画「猫」を制作。
1957年 「魚と果物」「したびらめ」などでサンパウロ・ ビエンナーレ大賞受賞。第一回東京国際版画ビエンナーレにて東京国立近代美術館賞受賞。
1972年 「びんとさくらんぼ」で第4回クラコウ国際版画ビエンナーレで受賞。
1981年 パリからサンフランシスコに移住。
1982年 「西瓜」で北カリフォルニア版画大賞展グランプリ受賞。
1984年 サラエボ冬季オリンピックの記念ポスターに「さくらんぼと青い鉢」が採用される。
1986年 勲三等旭日中綬章を受章。
1996年 帰国。
2000年 死去。享年91歳。