東京都北区赤羽西にて、古書、いわさきちひろのリトグラフ「赤い毛糸帽の少女」。

東京都北区赤羽西にて、古書、いわさきちひろのリトグラフ「赤い毛糸帽の少女」をお売りいただきました。

お引越し前のお片付け整理にてお呼びいただきました。いわさきちひろの木版画は所々シミ、額に痛みがございましたが、当社の強化買取り作品でしたのでお客様にご満足いただける査定額にて買い受けました。いわさきちひろと言えば、誰もが一度は目にしたことのある、水彩画の柔らかい色使いと可愛らしい子どもの絵を描かれる画家。有名な「窓際のトットちゃん」という絵本を描かれた画家さんです。きっと小さいころに一度は読まれているのではないでしょうか。彼女の作品は、常に「子どもの幸せと平和」をテーマとされました。お母様の思い出の作品とのこと、大切に次へと繋げさせていただきます。お忙しい中、当社のご指名有難うございました。
倉庫へ戻る途中、板橋区高島平にある「とんこつらーめん 無極」さんへと寄りました。定食や居酒屋メニューもある豚骨らーめんのようで、私は辛ネギらーめんをいただきました。細麺にしてほしいという無茶な注文にも答えてくれて、とても気持ちの良い店員さんでした。とんこつのしっかりとしたスープに辛ネギがとても美味しかったです。意外な場所で穴場を発見、また寄りたいと思います。明日は一日お休みをいただきます。明後日より13日までの間、出張買取が続きます。ゆっくりと体を温めます。
六角堂では「いわさきちひろ」の作品を探しております。
ご所蔵の作品(版画、肉筆画も高額買受致します。)がございましたら、
無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買取させていただきます。
いわさきちひろ作品の正当な評価での売却をご希望の方は、是非六角堂までお問い合わせください!

いわさきちひろ 1918~1974
三人姉妹の長女として生まれ、子どもをテーマにたくさんの作品を残す。
明るく淡い透明な水彩画で、赤ちゃんや子どもたちの、色々な表情を生き生きと描き続けた。
子供の発達段階を、数ヵ月の単位で、描き分けることができる観察力と表現力を有していました。たっぷりと水分を含ませて描く、透明感のある独特の画風が印象的な作品です。
1918 12月15日、福井県武生市に生まれ。翌年、東京に移る。本名、松本知弘(旧姓、岩崎)。
1933 岡田三郎助に師事、デッサン・油絵の勉強をはじめる。
1936 朱葉会女子洋画展に入選。
1937 小田周洋に師事、藤原行成流の書を習いはじめる。
1942 中谷泰に師事、再び油絵を描きはじめる。
1946 日本共産党に入党、人民新聞の記者となる。日本共産党宣伝部・芸術学校に入る。赤松俊子(丸木俊)に師事。
1948 新聞のカット・挿絵、絵雑誌、教科書の仕事の多く手掛ける。
1949 紙芝居「お母さんの話」を出版し、翌年、文部大臣賞を受賞。
1956 小学館児童文化賞を受賞。
1960 「あいうえおのほん」を描き、翌年、サンケイ児童出版文化賞を受賞。
1964 安泰、遠藤てるよ、久米宏一、滝平二郎、東本つね、箕田源二郎らと「童画ぐるーぷ車」を結成。
1971 「ことりのくるひ」を描き、73年、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞。
1974 8月8日、肝臓ガンのため逝去、享年55歳。没後、『戦火のなかの子どもたち』で、ライプツィヒ国際書籍展銅賞を受賞する。