埼玉県川口市にて、富永直樹のブロンズ像「招福童子」の買取り。

     

埼玉県川口市にて、人気彫刻家富永直樹のブロンズ像「招福童子」をお売りいただきました。

お荷物のお片付け整理にてお呼びいただきました。日本を代表する人気彫刻家である富永直樹氏のブロンズ像「招福童子」の他、木彫り置物や絵画などを買い受けさせていただきました。本日は大雪予報でしたので、朝一番スタッドレスタイヤに履き替えて、出張させていただきました。
富永直樹(とみなが なおき)氏は、長崎県長崎市の出身で昭和から平成時代の彫刻家。数多くの作品を残された、人気彫刻家です。インダストリアルデザインの祖としても活躍し、黒電話4号機の意匠を手がけたほか、日本初のカラー電話や家具調テレビのデザインをされるなどの活動もされました。当社でも探している作家作品でしたので、お客様にご満足いただける査定額にて買い取らせていただきました。たくさんのお道具をお売りいただき有難うございました。
雪が積もる前にと、早々に帰宅しましたら、次男が早速外で雪遊びをしました。夕食はわたしの大好物、ホタルイカを酢味噌でいただきました。冬は寒くて苦手ですが、海の幸が美味しい季節ですね。明日にはたくさん積もるようですので、明日の出張買取はお客様にご日程調整いただくこととなりました。大変申し訳ございませんが、明日はお休みさせていただきます。

富永直樹(とみなが なおき)
1913年 長崎市で生まれる
1926年 年長崎県長崎中学校に入学
1933年 東京美術学校彫刻科塑造部に入学
1936年 文展に初入選
1938年 東京美術学校彫刻科塑造部を卒業
同校彫刻科研究科に進学
1940年 同科を卒業
1950年 第6回日展で「殊勲者」を出品 特選受賞
1951年 第7回日展で「山」を出品 特選受賞
1952年 第8回日展で「主将」を無鑑査出品 特選受賞
1953年 日展審査員
1954年 日展会員
1962年 日展評議員
1968年 第11回日展「平和の叫び」を出品 文部大臣賞受賞
1972年 日本芸術院賞を受賞
1973年 日展理事
1974年 日本芸術院会員
1979年 日展理事長
1981年 「北村西望・富永直樹彫刻二人展」を神戸・大丸で開催
1983年 大阪、東京の高島屋で「富永直樹彫刻50年展」を開催
1984年 文化功労者 勲三等瑞宝章受章
1989年 文化勲章受章
1990年 長崎名誉県民顕彰
1997年 新宿区名誉区民
2006年 死去