東京都中野区鷺宮にて、立派な瘤の付いた花梨の火鉢、結城紬などお着物。

 

東京都中野区鷺宮にて、立派な瘤の付いた花梨の火鉢、結城紬などのお着物をお売りいただきました。

解体業者様のご紹介で、解体前のお片付け整理にてお呼びいただきました。今回もまたお客様をご紹介くださり有難うございました。縁にひび割れがあるものの、とても立派な瘤(こぶ)が付いた火鉢でしたので、ご満足いただける査定額にて買い受けさせていただきました。結城紬も、シワやシミが出てしまっておりましたが、良いものですので全て買い受けさせていただきました。着物の中でも大島紬と並んで有名なのが結城紬です。結城紬は、茨城県結城市周辺で生産されている絹織物で、日本最古の歴史を持ち、全国各地で織られている紬織物の原点と言われています。結城紬は重厚感あるしっかりとした生地ですので、着物の中でもステータス抜群で、着物の中でも結城紬は「別格」な存在感となっております。1956年に国の重要無形文化財に、1977年には伝統工芸品に指定されている大変貴重な紬です。紬の他、留袖、振袖、小紋、帯、和装小物などもあり、こちらも一点一点査定し、買い取らせていただきました。桐箪笥は、所々杉材を使われた三方桐で、側面の割れ、虫食い、金具の欠品などがありましたので、残念ながら買取が出来ませんでした。今回買い取らせていただいたもののように、状態が悪いものでも良いものにはまだまだお値段が付く場合が多いです。古いものである程度状態が悪いのは当たり前のことだと思っております。状態が悪いからと捨ててしまう前に、一度お気軽にご相談ください。
帰りに、三芳町にある、「台湾料理 香琳坊」さんへと寄りました。こちらのお店は、安くて美味しい、ボリュームたっぷりと大食いのわたしにはもってこいのお店です。友人を連れて行くとみんな驚きます。学生さんや若者にはなんともありがたいお店です。