千葉県船橋市にて、お着物、桐たんす、加茂総桐箪笥、関西長火鉢、天然木くり抜き火鉢など。

千葉県船橋市にて、着物、桐たんす、加茂総桐箪笥、関西長火鉢、天然木くり抜き火鉢、時代家具、贈答品などお売りいただきました。

先週、先々週と絵画やお着物、陶磁器などの買い取りでお邪魔したお客様に、再度お呼びいただきました。前回、前々回と、積みきれなかった家具をメインに、後から出てきたお道具、お着物など、今回もまたトラックいっぱいに買取させていただきました。本日ですが、昨日トラックから足を踏み外してしまい痛めた足が痛かった為、急遽志木市場のO橋氏に助っ人で応援に来てもらいました。朝の時点で、家具を運ぶ自身がなかったので、本当に助かりました。持つべきものは困ったときに助け合える仲間ですね。画像の桐たんすは新潟県加茂市で作られている伝統工芸品加茂桐箪笥、胴丸の下三大洋和箪笥というタイプのもので、当社でも数多く取り扱う高級桐たんすになります。加茂箪笥の他に桐たんすが三竿、、シミや汚れなどありましたが、厚みのあるしっかりしたものでしたので、全て買い受けました。他に網代細工の入った茶箪笥なども買い取りさせていただきました。また、前回積み忘れた柿右衛門や源右衛門の食器など、食器棚から買取できるものを選別しながら買い受けました。火鉢は関西長火鉢に天然木切り株くり抜き火鉢。関西火鉢は欅材使用した素晴らしいものでしたが、残念ながらヤケが多く出てしまっておりました。多少減額させていただきましたが、良いお品ですので、買い受けさせていただきました。くり抜き火鉢は、ひび割れや欠損など材の欠点を補ったものでしょうか、銘木を用いた埋め木細工やちぎり加工等、手が入れられた箇所になんとも言えない味わいを感じるお品です。千切り(ちぎり)とは無垢材にある割れや節なでで隙間があいてしまっているところに埋め込むチョウチョ型の木片のことを指します。この「チギリ」を無垢材の割れた部分や節で穴があいた部分に埋め込むことで割れの進行をくい止めたり、穴を埋める目的で使われます。こうして「欠点」とみられがちな「割れ」もデザインの一部となり、木という自然素材の素晴らしさを伝えることにつながります。これぞ日本の伝統技術、匠の技ですね。無垢材の火鉢に灰がたくさん入っておりましたので、運ぶのにとても重かったと思います。N尾氏、O橋氏に感謝。三度にわたり、こちらのお客様宅へとお伺いしましたが、色々なお話をさせていただきとても楽しかったです。こちらのご実家は、今回で以上となりましたが、近々お客様宅へ貴金属の買い取りでお伺いすることとなりました。また次回お会いできるのを楽しみにしております。本日もまた最後までお付き合い下さりありがとうございました。帰宅途中に、前回寄らせていただいた船橋市にある中華料理屋「福一」さんへと食事しに行きました。前回同様、味噌ネギらーめんにジャンボ餃子をいただきました。安定の美味しさ、また船橋市へ来た時に寄らせていただきます。明日は神奈川県川崎市、東京都目黒区へ出張買取。トラック一台に三人乗車は狭いですが、明日も三人体制で頑張ります!