東京都世田谷区成城にて、着物、掛軸、お琴、刀剣、重箱、煎茶道具、贈答品など。

     

東京都世田谷区成城にて、お着物、掛け軸、鼈甲柏葉くり甲のお琴、刀剣、重箱、煎茶道具、贈答品などお売りいただきました。

お引越し前の片付け整理にてお呼びいただきました。刀、短刀などの刀剣、鼈甲細工の入ったくり甲の13弦琴、唐物竹茶籠に煎茶道具一式、梨地蒔絵の重箱、掛け軸を多数などお譲りいただきました。梨地蒔絵の重箱は大変素晴らしいものでしたが、残念ながら蓋に割れがございました。刀剣は、錆が多く出てしまっておりましたが、在銘のものが多かったので頑張り査定で買い受けさせていただきました。煎茶道具は、唐物寳坦記办の茶籠に、墨縁斎製、乾隆年製の銘などが入った朱泥急須、漢詩の入った雲渓銘竹茶合などが収められておりました。雲渓は江戸時代中期の漢詩人、笠原雲渓かと思われます。笠原雲渓は伊藤仁斎にまなび、唐詩1000首を暗誦できたとつたえられます。没後、元文元年(1736)に詩文集「桐葉篇(とうようへん)」が刊行されました。山城(京都府)出身。本姓は小笠原。名は竜鱗。字(あざな)は子魯。通称は玄蕃。掛軸はお坊さんの書かれたものや、茶掛けなどが多くございました。お琴は、柏葉の箇所に剥げなど、所々ダメージがありましたが、くり甲のものでしたので、高値査定で買い受けました。お婆様の思い出のお品との事、大事に次へと繋げさせていただきます。画像の棗、茶入れ、蓋置き、茶杓などのお茶道具は、裏千家歴代宗匠圓能斎や淡々斎の極めの入ったもので、こちらは次回お売りいただくこととなりました。楽しみにお待ちしております。二件目に川崎市に見積りが入っておりましたので、帰り際バタバタしてしまい大変申し訳ございませんでした。
本日二件目は、神奈川県川崎市川崎区へと業者様のご紹介でお見積りに伺いました。はじめてお呼びいただきましたが、お客様のご紹介ありがとうございます。待ち合わせのお時間のご調整などご迷惑お掛けしてしまい申し訳ございませんでした。時間が遅くなってしまいましたので、本日は見積りのみ、来週に買い取り、引き上げさせていただくこととなりました。
帰りに、川崎区にあるラーメン屋さん「よってこや」へ寄りました。夜になってしまいましたが、ようやく本日の一食目。名前につられて寄ってみました。豚骨スープに海老のエキスが入ったえびとんなるラーメンを注文しましたが、とっても美味しかったです。来週引き上げに来た時にでも、時間があればまた寄りたいと思います。