東京都大田区南馬込にて、伝統工芸士田澤謙介の加茂桐箪笥(和たんす)、天童木工の座卓、座椅子、三鷹市中原にて、明治期の庄内閂箪笥、お着物。

 

東京都大田区南馬込にて、伝統工芸士田澤謙介の加茂桐箪笥(和たんす)、天童木工の座卓、座椅子、三鷹市中原にて、明治期の庄内閂箪笥、お着物をお譲りいただきました。

本日一件目は、大田区へお引越し前の片付け整理でお呼びいただきました。伝統工芸士田澤謙介の加茂桐箪笥(和たんす)は砥粉落ち、シミがございましたが、伝統工芸士田澤謙介の作品でしたので買い受けさせていただきました。こちらの伝統工芸士田澤謙介のたんすは、わたしが初めて出張で買取させていただいた加茂箪笥で、上部と下部の角の四方が丸い桐たんす「四方丸」という最高級の桐たんすになります。他にも、天童木工へオーダーメイドで作られた欅材の座卓、座椅子、脇息を買い受けさせていただきました。作業途中、運びやすいようにスペースを作っていただいたりお気遣いくださり有難うございました。二件目の三鷹市中原へ向かう途中、いつも寄らせていただいている世田谷区にある長浜ラーメンさんへと行きました。次が控えておりましたので、本日替え玉は我慢。近くを通らないとなかなか寄れないお店ですので、たくさん噛み締めました。二件目の三鷹市は、トランクルームで大事に保管されていた明治期の庄内箪笥、残念ながら大事な閂(かんぬき)が不足しておりましたが、大切に保管されていたたんす、きちんと次へと橋渡しさせていただく事にしました。閂(かんぬき)とは、門や建物の出入り口の扉を閉ざすための横木のこと。左右の扉につけた金具に通して扉が開かないようします。閂箪笥とは、その錠の技術を箪笥に応用したものです。箪笥の場合、閂は縦に使われ、引き出しをロックする錠前として使われています。閂は鍵としてはとてもシンプルで、古典的なものに分類されています。またとても歴史的に伝統があり、長く親しまれてきた箪笥ですので、使い勝手も考えられたものになっております。庄内箪笥の産地は、山形県酒田市・鶴岡市で、桐、杉などの黒漆塗と、欅の拭き漆仕上げの2種類が有名。 黒漆箪笥は、蕨手で、松竹梅鶴亀などの打出しの装飾金具が多く付いており、鉄部は赤みがかっている。 欅箪笥は、金具は分厚く抽象的な図柄、引手も角手が多いのが特徴です。黒漆塗りが前面だけにほどこされた箪笥のほうが、作りもよく高価といわれているようです。お客様のご実家が山形県の酒田市との事、きっと代々伝えられてきた箪笥かと思われます。六角堂で責任を持って大事に次へと繋げさせていただきます。明日は朝早くから四件の出張買取、千葉県三件、東京都一件です。頑張ります!

六角堂では、新潟県の加茂桐箪笥、埼玉県の春日部桐たんす、愛知県の名古屋桐たんす、大阪府の泉州桐箪笥、和歌山県の紀州桐たんす等の、ブランド桐たんすの他、山形県庄内の庄内箪笥、山形県米沢の米沢箪笥、宮城県仙台の仙台箪笥、長野県地方の松本箪笥、岩手県地方の岩谷堂箪笥、福井県三国の三国箪笥、滋賀県近江の近江水屋箪笥、新潟県佐渡の佐渡箪笥、福島県二本松の二本松箪笥など、産地の時代和箪笥を強化買取りしております。伝統ある貴重なたんすをご処分される際には、是非六角堂をご指名ください。

庄内箪笥(しょうないだんす)
庄内地方では酒田と鶴岡で優れた箪笥が作られていた。北前船の寄港地、酒田は船箪笥の三大産地の一つとして有名で、その他にもケヤキを用いて拭き漆を塗った帳場箪笥や衣裳箪笥に立派なものがある。引手は角手で、錠前などの金具は、分厚い鉄板に抽象的な図柄を平打ちしたのが特徴。一方、鶴岡地区では衣裳箪笥が多く作られ、主に桐や杉を用いて黒塗りに仕上げ(桐の素木のものもある)、松竹梅や鶴亀などを浮き出させた金具を沢山付けて飾ったものが特徴。金具は、漆にベンガラを混ぜて焼き付けてあるので赤みを帯びる。