埼玉県川口市本町にて、桐箪笥、お着物、和家具、人間国宝音丸耕堂の菓子盆、海老文壁掛け、銀瓶、煎茶道具。

 

埼玉県川口市本町にて、桐箪笥、お着物、長火鉢や花梨の違い棚、人間国宝音丸耕堂の昆虫文彫刻糸目丸盆、海老文壁掛け、銀瓶、煎茶道具をお売りいただきました。

解体前の片付け整理にてお呼びいただきました。解体前になるべくお荷物の片付けをされたいとのことで、当社で買い取りが出来るもの全て買い受けさせていただきました。暑い日の作業でしたが、途中休憩を入れながらトラック満載買い受けさせていただきました。お片付けの途中で銀瓶を発見しましたが、残念ながら底が抜けておりました。銀をくりぬいて、何かの素材で使われてしまったようです。当社の強化買取りアイテムでしたので、なんとももったいないです。悲しい状態でしたが、こちらは潰しでの価格で買い受けました。人間国宝音丸耕堂の虫分菓子盆、海老文壁掛けは共箱がなく、使用傷や歪みがございましたが、人気商品ですので、買取させていただきました。長時間の作業となってしまいましたが、最後までお手伝いいただいたりお付き合い下さり有難うございました。出張帰りに志木の市場へ寄ると、虹が出ておりました。画像では分かりずらいですが、虹が並んで二つ出てました。初めて見る光景でしたので、何枚も写真を撮ってしまいました。

六角堂では蒔絵などの漆芸作品の買取りに力を入れています。ご自宅にお持ちの蒔絵・漆芸作品について、売却をお考えの際はお気軽にご相談ください。豊富な知識と鑑定経験をもつスタッフが、一つ一つ丁寧に最大限の正当評価をさせていただきます。衝立や座卓、書棚、飾り棚などの蒔絵家具や印籠・棗・硯箱・手箱などのほか、椀・皿・お盆・屠蘇器・重箱など日用品にも価値のあるものが多くあります。蒔絵は日本はもちろん、海外にもコレクターの方が数多くいらっしゃいます。作者が不明のお品でも高額となる場合がございますので、気になるお品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。蒔絵・漆芸作品に詳しいスタッフが一点一点丁寧に査定させていただきます。以下が強化買取り中の蒔絵・加飾、漆芸作家となります。
高野松山、柴田是真、山本春正、原羊遊斎、神坂祐吉、植松包美、植松抱民、川之邊一朝、池田泰真、白山松哉、飯塚桃葉、沢田宗沢斎、松田権六、赤塚自得、大場松魚、寺井直次、田口善国、室瀬和美、中野孝一、音丸耕堂、前大峰、前史雄、三谷吾一、的場晃昌、磯井如真、磯井正美、太田儔、赤地友哉、増村益城、磯矢阿伎良、塩多慶四郎、大西勲、小森邦衞、増村紀一郎、北村昭斎、黒田辰秋、太田抱逸、岡本康伸、天野文堂、藤井観文、山崎覚太郎、竹園自耕、佐藤貞一、井波喜六斎、張間禧一、勝田静璋、天野策地、張間麻佐緒、堆朱楊成、一后一兆、辻石斎、箱瀬淳一、服部峻昇、金城一国斎
上記作家以外ののお品でも高額となる場合がございますので、気になるお道具がございましたら、六角堂までお問い合わせください。

音丸耕堂(おとまる こうどう)
1898年(明治31)~1997年(平成9)香川県出身。本名は芳雄。
小学校を卒業すると地元讃岐漆彫りの工人石井磐堂に学ぶ。
幕末彫漆家の玉楮象谷の作品に魅せられ以降は独学にて漆芸の技術を修得していく。
1937年に上京し42年には第5回文展にて特選、戦後は49年に日展特選受賞となる。
1955年、漆芸に革新を起こしたとして人間国宝に認定。
以降は日本工芸会に所属し日本伝統工芸展などで活躍、同会常任理事、参与なども務めた。
当初は唐物(中国)の溜塗りの技法を用いた作品を制作していたが、上京後は明るい色彩を用いた作品となり、さらに52年頃から平行に何本も線を彫り、縞模様を作成、その模様によって斬新なデザインを創造するといった独自の作風を確立した。