東京都港区愛宕にて、時代和箪笥、お着物、掛け軸、書道具、石川滋彦の油彩画「鹿島槍 新雪」。

東京都港区愛宕にて、時代和箪笥、お着物、掛軸、書道具、洋画家石川滋彦の油彩画「鹿島槍 新雪」をご売却いただきました。

お引越し前の荷物整理にてお呼びいただきました。額の破損などございましたが、当社強化買取中の画家作品でしたので、お客様にご満足いただける査定額にて買い受けました。お忙しい中、六角堂をご指名いただき有難うございました。仕事帰りに市場の仲間たちと、いつも寄る「がってん食堂 大島屋 朝霞店」さんへとお邪魔しました。今日もT橋さんの奢りとの事でしたので、うな重やもつ煮込み、馬刺し、メロカマの煮つけなど贅沢をしてしまいました。いつもご馳走様です!

六角堂では「石川滋彦」の作品を探しております。
ご所蔵の作品(版画、陶額も高額買受致します。)がございましたら、
無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買取させていただきます。
石川滋彦作品の正当な評価での売却をご希望の方は、是非六角堂までお問い合わせください!
六角堂では、日本人洋画家作品の買い取りを強化しております。強化作家は以下となります。
絵画をお見積りの際には、詳しい鑑定士が査定させていただきます。

石川滋彦 略歴 (1909-1994)いしかわしげひこ
1909年 東京都麹町区麹町に洋画家石川欽一郎の長男として生まれる。
台北に移り台北師範付属小学校へ入学するが、一学年一学期を終わり東京の番町小学校
に転校。さらに小田原に移り、ついで鎌倉に転居。鎌倉師範付属小学校を卒業する。
1922年 神奈川県立湘南中学に入学。三学年一年間は関東大震災後の避難もかね、台北一中に移るも
また湘南中学に戻り卒業。
1927年 東京美術学校(現東京芸術大学)西洋画科に入学。岡田三郎助に師事。
1929年 第10回帝展に「湖畔の丘」を出品して入選。
1932年 東京美術学校西洋画科を卒業。同校研究科に入学。
1936年 西洋美術史の矢代幸雄先生のもと研究科を修了。
1938年 第2回文展に「信濃の鍛冶屋」を出品し特選。(京都市立美術館所蔵)
1939年 第3回文展に「迷彩する商船」を出品し特選。光風会会員となる。
1940年 海洋美術展に「入港準備」を出品し海軍大臣賞を受ける。
1942年 東大工学部講師。7月、海軍報道班員としてジャワに派遣され、戦争記録画として「バタビア沖海戦」を描く。
1943年 9月、北京へ旅行。10月、海軍報道班員として第二南遣艦隊付と発令されていたが、ジャカルタ海軍武官府に派遣され、シンガポールとジャカルタを行き来する。
1945年 3月、横須賀海兵団に召集。8月、終戦でおわる。
1947年 学習院講師となる。第11回新制作展に出品、会員に推挙される。
1952年 5月下旬、あらすか丸という貨物船で神戸を出港し西回りで南米へでかける。
1955年 明大工学部建築科講師となる。
1956年 7月下旬に船で出発、スエズ運河を通り10月はじめロンドンに着く。その後欧州各地をまわり翌年帰国し個展を開く。
1959年 NHK教育テレビで絵画教室を一年間にわたり放送。
1966年 秋、カリフォルニア旅行。この後ほぼ毎年海外スケッチ旅行が続く。オーストラリア、南太平洋、ハワイ、地中海、北欧、バリ島、タヒチ、インド、ネパール、スペイン、ノルウェーなど。
1986年 「7月のアムステルダム」で第10回長谷川仁記念賞を受賞。
1994年 東京にて逝去(84歳)。