埼玉県深谷市にて、和家具、和箪笥、唐木違い棚、蒔絵の座卓、掛け軸、文化勲章受章作家北村西望のブロンズ像「不動明王」をお譲りいただきました。
遺品整理にてお呼びいただきました。北村西望(きたむら せいぼう 1884~1987年)は文化功労者として顕彰され、文化勲章を受章した日本を代表する彫刻家です。こちらの不動明王の原型は、円熟期の昭和45年に制作されたものです。六角堂では、「長崎平和祈念像」で有名な北村西望の作品を探しております。ご所蔵の作品がございましたら、無料にて誠意査定評価のうえ、即金で高価買取りさせていただきます。
北村西望作品の正当な評価での売却をご希望の方は、是非六角堂までお問い合わせください!
北村西望(きたむらせいぼう)
明治17年(1歳) 12月16日、長崎県に生まれる(現同県南有馬町白木野)。北村家は白木野の豪農で仏教に篤く、西望は四男の末子である
明治36年(19歳) 京都市立美術工芸学校入学(彫刻科)。師の国安虎三郎、親友建畠大夢に囲まれて、創作に熱中する。日本画の同級生には川路柳虹、村上華岳などがいた
明治41年(25歳) 文部省第二回美術展覧会に「憤図」が初入選する
大正5年(33歳) 第十回文展に「晩鐘」が特選になり、翌年には早くも無監査となる
大正8年(36歳) 第一回帝展の審査員となる
大正10年(38歳) 東京美術学校教授となる。朝倉文夫も同じく教授になる
大正14年(42歳) 帝国美術会員になる。「母子像」「喜ぶ少女」等の傑作を世に出す
昭和13年(55歳) 「板垣退助翁」を国会議事堂内に設置
昭和22年(64歳) 日本芸術院会員となる
昭和30年(72歳) 長崎市「平和祈念像」完成
昭和33年(75歳) 文化功労者に顕彰され、文化勲章受章。日展が創立されると共に常務理事となり、以後日展を中心に旺盛な創作活動を示す
昭和44年(86歳) 社団法人日展会長となる
昭和45年(87歳) 社団法人日本彫刻会名誉会長
昭和47年(89歳) 長崎県島原城内に「西望記念館」完成。多くの作品を寄贈する
昭和49年(91歳) 日展名誉会長
昭和50年(92歳) 故郷の長崎県有馬町に「西望公園」完成
昭和51年(93歳) 新宮殿に「天馬」奉納
昭和52年(94歳) 広島平和公園「飛躍」設置
昭和53年(95歳) 信貴山「聖徳太子像」設置
昭和55年(97歳) 東京都「名誉都民」となる
昭和56年(98歳) 御岳山「畠山重忠像」設置
昭和58年(100歳) 日展「天女の舞」出品
昭和62年(104歳) 3月、104歳にて没