東京都国立市にて、根付や煙管、初代飯塚桃葉(観松斎)の蒔絵梨地印籠をお売りいただきました。

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東京都国立市にて、根付や煙管、初代飯塚桃葉(観松斎)の蒔絵梨地印籠をお売りいただきました。

印籠というものはもともと、印や薬を入れる携帯用の籠であった、印籠という名もそこからが由来となっております。当時は、小道具として使われていたものが、江戸時代に入り、だんだんと印籠の用途が変化していきました。乱世ではなくなり、平和になってきたことも要因となり、印籠は男性の装飾品としての価値が高まったとされます。また印籠を身につける人も、侍、大名、天皇など高階級のいわゆる身分の高い人たちが身につけるモノとなり、印籠の価値は変わってきました。
そういった理由もあり、印籠には高価な素材が用いられることが多く、デザイン性も高い。現代では骨董品としての価値と、また和文化の芸術品として高く評価されており、今もなお、国内外のコレクターに人気が高い。

【種類】
蒔絵印籠、螺鈿印籠、金工細工印籠、陶器印籠、竹芸印籠、堆朱印籠
【作家】
尾形光琳、小川破笠、梶川家、幸阿弥家、古満家、飯塚桃葉、堆朱楊成、柴田是真

六角堂では、印籠の買取りを強化しております。ご不要の印籠や根付などございましたら、是非六角堂まで!

初代飯塚桃葉いいづかとうよう(観松斎かんしょうさい)江戸後期の印籠蒔絵師。生没年不詳。通称は源六,号は観松斎。明和年間(1764‐72)に阿波の蜂須賀重喜に六石三人扶持で召し抱えられ,江戸中橋檜物町の藩邸に住む。蜂須賀侯より下駄に蒔絵を施す下命を断る硬骨漢である反面,詩歌をよくした文人。印籠蒔絵に精巧な技法を発揮、絵にもその才をあらわし、風情ある格調高い作風。
豪華な蒔絵のほか、墨絵を思わせる研切蒔絵なども制作。桃葉は本来印籠蒔絵師であり、高蒔絵に金貝や切金を併用した精細かつ華麗な作風で知られる。風情ある格調高い作風を示し,代表作には《宇治川蛍蒔絵料紙硯箱》(宮内庁)がある。彼の子孫は蜂須賀侯に仕え,観松斎の号を踏襲している。