東京都杉並区方南にて、斎藤清の木版画「京都大徳寺孤篷庵」、反物など。

東京都杉並区方南にて、斎藤清の木版画「京都大徳寺孤篷庵」、反物などをお売りいただきました。

本日は三件の出張買取。神奈川県座間市~横浜市西区~杉並区方南を回りました。一件目は神奈川県座間市へお荷物のお片付け整理でお呼びいただきました。こちらでは、お着物屋お茶道具などをお売りいただきました。とてもお若い女性のお客様で茶道をされているとのこと、頑張り査定で買い受けさせていただきました。近年若者たちの茶道離れが進む中、茶道具を数多く扱っているわたしとしましてはとても嬉しかったです。また、お婆様からいただいたというお着物は多少シミ汚れなどございましたが、こちらも全て買い取らせていただきました。今後も茶道を頑張ってください。応援しております。二件目は横浜市西区へ出張させていただきました。こちらでは、お茶道具や蓄音機、古時計、雑貨、置物などをお売りいただきました。お茶道具はお稽古用のものですが、茶碗や水指など一式ございました。アンティーク物が数多くあり、多数お売りいただきました。まとめてのご売却、有難うございました。ご家族の思い出のお品々、大切に次へと繋げさせていただきます。三件目は東京都杉並区方南へ、遺品整理でお呼びいただきました。こちらでは斎藤清の木版画「京都大徳寺孤篷庵」、お着物や反物などをお売りいただきました。斎藤清(さいとうきよし)は福島県出身の版画家。国内外で評価されている人気版画家です。作品は京都大徳寺にある孤篷庵(こほうあん)。孤篷庵は京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭。境内の最も西、坂の途中に位置しております。江戸時代の大名茶人である小堀遠州(こぼりえんしゅう)が造営し、最晩年の二年余り過ごされました。遠州の隠居寺であり、菩提寺となりました。多少シミ汚れがございましたが、当社で買い取り強化中の人気画家作品ですので、お客様にご満足いただける査定額で買い取らせていただくことが出来ました。また、お母様が生前茶道をされていたようで、落ち着いたらお道具をお売りいただけるとのこと、お待ちしております。
今日は横浜市から杉並区へ向かう途中の第三京浜都築PAで昼食をしました。いつもはサンマー麺を食べるのですが、本日はアジコロ定食を食べました。アジフライにコロッケが付いて600円と安く、ボリュームたくさんの定食でした。また、杉並区の出張帰りに高円寺駅にある「伝説のすた丼屋」さんへ寄り、とろろすた丼を食べました。疲れがたまってますので、スタミナをたくさんつけました。明日からも出張買取、頑張ります!

斎藤清(さいとうきよし)1907年~1997年
福島県会津市出身の画家・版画家。1932年 白日会展で初入選。
1933年 東光会展で入選。
1935年 国画会展で初入選。
1936年 日本版画協会展で初入選。
1937年 国画会展版画部門で初入選。
1944年 朝日新聞社に入社。
1948年 サロン・ド・プランタン展で1等賞。
1951年 サンパウロ日本人賞受賞。
1954年 朝日新聞社を退社。
1956年 アメリカ合衆国国務省、アジア文化財団の要請でアメリカやメキシコ各地で版画の指導を行なう。
1957年 リュブリャナ国際版画ビエンナーレ、アジア・アフリカ諸国国際美術展で受賞。
1964年 ハワイ大学より招待を受ける。
1969年 カナダ・グレータービクトリア美術館、アメリカ・サンディエゴ美術館で個展開催。
1976年 福島県の県外在住者知事表彰。柳津町名誉町民となる。
1981年 勲四等瑞宝章
1995年 文化功労者。
1997年 福島県柳津町に斎藤清美術館が完成。11月14日逝去。