東京都杉並区高円寺北にて、木彫り仏像、鉄瓶、火鉢、紫檀のネストテーブルなど。

東京都杉並区高円寺北にて、南部白雲の弘法大師立像、木彫り大黒天、鉄瓶、火鉢、紫檀のネストテーブルなどをお売りいただきました。

先日お呼びいただいたお客様より再度ご連絡いただき、旧家解体前のお片付け整理でお呼びいただきました。先日お呼びいただいた時には、掛け軸や三味線、贈答品などをお売りいただきましたが、今回もまた数多くのお品をお売りいただきました。今回お売りいただいたのは、屏風、古唐木の座卓、紫檀のネストテーブル、火鉢、鉄瓶、茶道具、銀製のトロフィー、お着物など。屏風は東郷平八郎などの書、火鉢は関東長火鉢に欅のくり抜き火鉢、鉄瓶は斑紫銅蓋の尾垂型京鉄瓶など。茶道具は、茶碗、水指、釜などがございました。木彫りの大黒天は三津男作とあります。弘法大師立像は井波彫刻の名工である南部白雲のもの。共箱などはありませんでしたが、厨子に納められて保管されておりました。井波彫刻(いなみちょうこく)は富山県南砺市井波地区(旧井波町)を中心に生産される木彫工芸品。井波地区は日本一の木彫りの町として知られております。高い技術を持っていた井波の大工が、18世紀の中頃に焼失した寺の本堂を建て直した時、京都から派遣された御用彫刻師に彫刻の技術を伝えられたのが始まりとされております。初期の頃は大工と彫刻を兼業し、寺院彫刻が仕事の大半を占めていました。明治時代になると彫刻を専業とするようになり、欄間等の一般向けの製品が考え出されました。二百本以上のノミや彫刻刀を駆使する高度な技術を持つ伝統的な木彫刻です。南部白雲もまた三代続く名工として、国指定伝統工芸「井波彫刻」を生業としております。弘法大師とは平安前期の真言宗の開祖。幼名は真魚、諱は空海、号は遍照金剛。留学僧として渡唐、青竜寺の恵果和尚より真言密教の秘法を受け、帰朝。高野山に金剛峰寺を建立し、また東寺を真言密教の道場としました。大僧都に進み、綜芸種智院を創立。詩文にも通じ、三筆の一人。承和2年(835)寂、62才。
ご家族の思い出のお品が解体とともに処分されず、次へと繋げられお客さまにお喜びいただきました。思い出のお品々、大切に次へと橋渡しさせていただきます。二度にわたり当社をご指名くださり有難うございました。現在六角堂では、弘法大師像や大黒天などの仏像の買い取りを強化しております。木彫りのものから金属製、石製のものまで幅広く買い取りしております。また、中国やチベットなど海外の仏像も買い取りしておりますので、ご不要の仏像がございましたら六角堂までお問い合わせください。
今日は志木市場の開催日でしたので、市場へ向かう途中、吉野家さんで牛丼をいただきました。市場終了後に、池袋にある「つけ麺屋 のぶなが」へ仲間たちと食事をしに行きました。味噌ラーメンをいただきましたが、濃厚スープがとても美味しかったです。つけ麺で有名なお店のようですので、次回はつけ麺をいただきたいと思います。