月別アーカイブ: 2020年12月

令和二年、お世話になり有難うございました!

今年も残すところあと僅かとなりました。
新型コロナウイルスの影響で大変な一年でしたが、六角堂が無事に一年を過ごせましたのも、 皆様の多大なご支援のおかげでございます。
今年お会いしましたたくさんのお客様、仕事関連の皆さまには大変感謝しております。
来年はさらなるサービス向上に向け、気持ちを新たに取り組んでまいりますので、変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
新年もまた、たくさんのお客様とお会いできますことを楽しみにしております。
皆様よいお年をお過ごしください。

東京都武蔵野市にて和家具、三鷹市にてジャックデペルトの絵画、小鼓。

    

東京都武蔵野市にて欅の小引出し、三鷹市にてジャックデペルトのリトグラフ「ジュネーブのゴルフ場 16番ホール」、蝶に桜の蒔絵小鼓をお売りいただきました。

本日は二件の出張買取。一件目は東京都武蔵野市へお引越しによる和家具のお片付け整理でお呼びいただきました。加茂桐箪笥の出張買取でお呼びいただきましたが、残念ながら搬出が出来ない状態でしたので断念しました。桐たんすは新潟県加茂市で作られている伝統工芸品加茂桐箪笥、伝統工芸士 吉沢昭次の作で、四方丸の総盆和箪笥というタイプのものになります。他の桐箪笥は数段に分かれるので搬出しやすいのですが、こちらは分かれない形になりますので搬出が難しいたんすになります。階段を回すことも出来ず、吊り作業も出来ない環境でしたので、お客様も私どもも大変残念でした。まだ状態も良く、人気の形になりますので、本当に残念です。桐たんすは残念でしたが、欅材の小引出しをお売りいただきました。お売りいただきましたお品、大切に次へと橋渡しさせていただきます。本日二件目は、東京都三鷹市へ、絵画、和楽器の買取でお呼びいただきました。お売りいただいたお品は、ジャックデペルトのリトグラフ「ジュネーブのゴルフ場16番ホール」、蝶に桜の蒔絵小鼓、お琴など。ジャック・デペルトは整然とした画面構成とデリケートな描線による静謐な作風が世界的に高く評価されております。本作品は凛とした空気の漂う田園風景が繊細かつ秩序整然と描かれており見る人に静寂の緊張感とともに何故かしら郷愁の念を抱かせ、画家独自の詩的世界に導いてゆきます。本作のように世界各地のゴルフ場を描く画家として知られております。和楽器は小鼓や琴など。お琴はお稽古用のものでしたが、買い取りを強化している小鼓もあり全て買い取らせていただきました。また絵画をご処分される際にはお呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。本日はお忙しい中、当社をご指名いただき有難うございました。

ジャック・デペルト (Jacques Deperthes)
1936年  フランス、シューレンヌに生まれる。
1954年 サント・エティエンヌ国立芸術大学、およびジュネーブ装飾美術学校に学ぶ。
1960年  ジュネーヴのユニオン・ド・バンク・スイスの壁画制作。
1961年  この頃から、ジュネーブ、パリ、カンヌ、ロンドン、シカゴ、東京などで個展を開催。
国際的に作家活動を展開する。
1965年  フランス政府給費留学生としてイタリアに滞在。
1976年  来日し、東京・大阪にて個展。
1984年  11月、ビジョンヌーベルの招きで来日。
1986年  二度目の来日。

東京都墨田区吾妻橋にて渡辺秀紀、横山松雄、長谷川進之介の加茂桐箪笥。

  

東京都墨田区吾妻橋にて伝統工芸士 渡辺秀紀、横山松雄、長谷川進之介の加茂桐箪笥をお売りいただきました。

桐箪笥をご処分されたいとお電話いただき、本日出張買取させていただきました。お伺いするとお客様宅にはたくさんの素晴らしい桐たんすがございました。本日お売りいただいた桐たんすは、新潟県加茂市で作られている伝統工芸品加茂桐箪笥、伝統工芸士である渡辺秀紀、横山松雄、長谷川進之介の作品。渡辺秀紀の加茂桐箪笥は天丸の帯箪笥。帯箪笥とは、帯専用の桐たんすで、出し入れがしやすく機能的な作りが特徴です。通常の和たんすとの大きな違いは、横幅。帯の幅に合わせて制作するため、和たんすよりも狭く無駄のない作りです。引き出しには帯締め・帯揚げなどの小物が収納出来るよう作られております。横山松雄の加茂桐箪笥は四方丸下三大洋和箪笥という形のタンスになります。四方丸は箪笥の四方(四つの角)を丸める加工で、最高級のタンスによく見られます。天と地を丸めるので天地丸とも呼ばれ、天地丸はその佇まいから「四方全て丸くおさまる」と言われ縁起の良い箪笥といわれております。前飾りには金石 刀の銘があります。長谷川進之介のたんすは天丸下三大洋和箪笥という形のタンスになります。前飾りには秀鳳 刻の銘があります。お売りいただきました三竿の桐箪笥、多少の砥粉落ちや汚れ、小さなアタリなどはございますが、中の状態も良くまだまだ次へと繋げていける桐箪笥でございます。また、お着物も数点見させていただきました。南部紫根染のお着物など、当社で買い取りを強化している着物などあり、こちらは次回査定させていただくこととなりました。またお呼びいただけるとのこと、楽しみにお待ちしております。お売りいただきました桐箪笥、大切に次へと橋渡しさせていただきます。本日は六角堂のご指名、誠に有難うございました。

加茂桐箪笥(かもきりたんす)新潟県加茂市で作られる最高級の桐たんす。六角堂でも探し求めている桐箪笥の一つになります。加茂市で「桐たんす」が作られるようになったのは、およそ200年以上前(天明年間)と言われており、現在では日本全国の約70%の桐たんすが加茂で作られています。桐たんすと言えば「加茂」と言われるほど、その技術と品質は全国的に高い評価を受けています。数々の逸品を生み出してきたその技は脈々と受け継がれ、その伝統と優れた品質が評価され、1976(昭和51)年、通商産業大臣から伝統的工芸品「加茂桐箪笥」の指定を受けました。木肌のぬくもり、絹に例えられる白い艶や、柾目の色合いは、家具の最高級品の名にふさわしいものです。
『加茂桐箪笥伝統工芸士』(物故作家含む) 石川鬼千 田澤謙介 東樹義明 吉沢昭次 頓所芳男 皆川新司 番場堅介 中山昌二 坪谷哲男 三本和好 山本隆 鈴木浩市 水科政明 皆川繁之 横山松雄 番場堅 大橋勉 金井国男 鈴木進 神保良雄 石井克彦 高橋浩人 高橋聡 高橋研二 野本光男 藤田隆二 坂井昭兵 阿部健 斉藤敬二  江部雅之 大関正 堀正和 小柳幸太郎 小池茂次 坂内純一 長谷川進之助